特に注目を浴びたのは、パ・リーグの野手部門でのランキングである
このランキングは、選手の得点貢献を示すデータである「wRAA(weighted Runs Above Average)」を基にしている
wRAAは、選手が平均的な選手と比較してどれだけ得点に貢献したかを示す指標で、野手の打撃力を数値化するための重要な指標として知られている
打撃好調なスラッガーたちがトップ3にランクイン
今回のパ・リーグ野手部門でトップに立ったのは、完全復調を果たした山川穂高(ソフトバンク)2位にはホームラン王奪回を目指す杉本裕太郎(オリックス)、3位にはリーグトップの5本塁打を記録している頓宮裕真(オリックス)が続いた
1位 山川 穂高(ソフトバンク)
山川は、4月5日終了時点で打率.069と不振が続いていたが、6日に放った今季初のホームランをきっかけに調子が上昇対象期間中は21打数10安打、3本塁打を記録し、特に9日のオリックス戦では逆転の3ランを放つなど、重要な場面での一発が際立った
2位 杉本 裕太郎(オリックス)
杉本は開幕から4番打者として活躍しており、4月10日のソフトバンク戦では猛打賞を達成翌日の楽天戦ではホームランを放ち、さらに13日の試合では2本のホームランを記録するなど、そのパワーが光った
3位 頓宮 裕真(オリックス)
頓宮は4月8日のソフトバンク戦で3安打の活躍を見せ、その翌日にも一発を放つなど好調を維持対象期間中は出塁率.538を記録し、昨季の不振からの見事な復活を印象づけた
今回の週間MVPで挙げられた選手たちは、いずれも新シーズンに向けての意気込みと実力を証明しています。特に山川選手の復調や頓宮選手の好調は、ファンにとっても嬉しいニュースです。これからのシーズンも彼らの活躍が楽しみです。
キーワード解説
- wRAAとは?選手が平均的な選手と比較してどれだけ得点に貢献したかを示す指標です。
- 打率とは?選手が打席に立ったときのヒット数の割合を示す指標で、選手の打撃能力を評価するために用いられます。
- ホームランとは?野球のプレーでボールを外野越えに打ち出し、全塁を回って得点することを指します。

