京産大・由上慶、春季リーグ戦での投球に注目集まる

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
◆関西六大学野球春季リーグ戦 ▽第2節2回戦 大商大9―2京産大(14日・ほっともっとフィールド神戸) 昨秋4位の京都産業大学(京産大)は、昨秋の王者である大商大に敗れ、春季リーグ戦の勝ち点を落としました

この試合では、プロ注目の右腕・由上慶(4年=関西大倉)が先発し、5回1/3を投げ、2安打3失点、5奪三振の成績を残しました

由上は、初回こそ無失点だったものの、強打の敵打線に苦しみました

試合は1-1の同点から進行し、6回1死時に2つの四死球とヒットで満塁という危険な状況を招き、その後由上は降板することに

結果として、降板後に打たれたヒットが勝ち越しにつながり、「本当に悔しい」とコメントしました

しかし、彼がこの日投じた球は最速149キロを記録し、特に春山陽登右翼手(3年=敦賀気比)には本塁打を浴びるものの、5回までの安打はそれだけでした

この試合のネット裏では、阪神やオリックスなど、複数のプロ野球球団のスカウトが視察に訪れており、楽天の足立スカウトは「上背があってボールに角度がある

球速も出ており、魅力的な投手」と高く評価しました

由上は、過去に腰を手術した影響もあり、昨秋までは野手として出場していましたが、「あと1年しかない

結果が欲しいので、どちらかに絞って練習した方が良いと感じ、投手一本で練習してきた」と語ります

そして、2年ぶりにリーグ戦のマウンドに戻った右腕は、「ドラフトにかかる、それだけを見ています」と次戦に向けて気持ちを新たにしました

京産大の由上慶選手の投球は注目に値します。彼はプロ志望を持つ選手であり、今回の試合でも力強い投球を見せました。多くのスカウトが彼のプレーに関心を持っていることから、今後の活躍が期待されます。しかし、試合の結果は悔しいものとなったようで、次回の試合でその無念を晴らせるかどうかが鍵になります。
キーワード解説

  • プロ野球(プロやきゅう)とは? 日本の職業野球リーグで、全国のチームが競い合うスポーツ競技です。
  • 安打(あんだ)とは? バッターがボールを打って、塁に出ることを指します。ヒットとも呼ばれます。
  • 奪三振(ださんしん)とは? 投手が打者を三球でアウトにすることを指し、投手の力を表す重要な指標です。
  • 四死球(ししきゅう)とは? バッターに対して、ボールが四球や死球となり、塁に出ることを意味します。
  • ドラフトとは? プロ野球チームが新たな選手を獲得するための制度で、選手が選ばれる時のイベントです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。