これに先立ち、宮崎市観光協会の野添壱星さんが17日、大阪市内の報知新聞大阪本社を訪れ、試合を通じて宮崎の魅力を来場者に伝えたいとコメントした
野添さんは「キャンプと同じ宮崎の空気を来場者の方々に味わっていただきたいと思っています
ぜひ球場でお楽しみください」と語り、地元の特産品や食文化を積極的に紹介する姿勢を示した
試合当日は、オリックスと日本ハムの両球団に「みやざき地頭鶏」が贈呈されるほか、球場周辺はキャンプ地オリジナルのぼり旗で装飾される
また、4番ゲート内のブースでは、JAみやざき宮崎中央産の完熟マンゴーを来場者にふるまい、地元の旬な野菜も販売される
ドーム内の各レストランでは、宮崎産の農産物を使用したメニューを提供して、観客の食を楽しませる取り組みも行われる
さらに、各日1万人の来場者には特製のサンプリングバッグが配布され、その中には宮崎のイベント情報が掲載されたオリジナルパンフレットが同封される
ラッキーカードが含まれている来場者には、完熟マンゴーや宮崎キャビア、特産品セットが当たるというプレゼント企画もある
詳しい情報は、オリックスの公式ホームページで確認できる
今回の「キャンプ地みやざきシリーズ」は、地域活性化とチームのファン拡大のための素晴らしい取り組みです。地元の特産品を通じて、多くの観客に宮崎の魅力を伝える試みは、スポーツイベントが地域に与える影響の重要性を再認識させます。
キーワード解説
- キャンプ地:選手たちが春季のトレーニングを行う場所で、通常は温暖な気候の地域に設けられます。オリックスも毎年、宮崎でキャンプを行っており、この理由から「キャンプ地みやざきシリーズ」と名付けられたイベントです。
- 地頭鶏(じとっこ):宮崎県の特産品で、飼育方法にこだわった鶏肉です。肉質が柔らかく、味が濃いのが特長で、多くの人に人気があります。
- サンプリング:商品やサービスを体験してもらうために配布される試供品のことです。観客の興味を引き、商品の購入を促す目的があります。

