日本ハムの山県、プロ初安打で喜び爆発!サヨナラ負けの中で見えた希望

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
◇パ・リーグ 日本ハム1ー2オリックス(2025年4月18日 京セラD大阪) リーグ2位の日本ハムは18日、敵地・京セラドーム大阪で首位オリックスと直接対決3連戦の初戦に臨み、サヨナラ負けを喫した

これにより、両チームのゲーム差は3に広がったが、試合の中で光を見せたのがドラフト5位ルーキー・山県秀内野手(22)である

彼はこの試合でプロ初の安打を放ち、将来への期待を高めた

山県は「8番・二塁」でプロ初スタメンを飾り、2回、1死の場面で相手先発投手の九里の投げたチェンジアップに対して果敢にスイング

すると、意地の遊撃内野安打を記録した

この場面では、オリックスの岸田監督がリクエストを要求したが、判定は覆らず、彼の初安打は確かなものとなった

8回には左前打も放ち、見事にマルチヒットを達成した

スタメン入りを知ったのは試合前の練習が始まる前だった

山県は「アップの前に谷内コーチから“8番”だと告げられた時、最初は“1番”と聞こえて、お!と思ったけれど、実際は8番でした」と振り返り、結果的には「よし、スタメンだ」と気負わずに試合に臨むことができたようだ

彼は趣味がピアノであり、また堅牢な守備が最大の売りとなっている

特にその姿勢は、漫画「ドカベン」に登場する殿馬を彷彿とさせることから“リアル殿馬”とも称されている

プロ初安打のボールは「家族に贈る」と微笑みながら語り、今後はチームの勝利に貢献すべく努力する姿勢を示した

日本ハムの山県選手がプロ初安打を記録したことは、今後の活躍に期待がかかる出来事だ。試合は残念ながらサヨナラ負けとなったが、若い選手が重要な局面で存在感を示したことは、ファンやチームにとって明るい材料となるだろう。これから成長を続ける山県選手に注目したい。
キーワード解説

  • チェンジアップとは?:投手が投げる球種の一つで、直球と似た軌道で飛んだ後に急に落ちる特長がある。打者にとってはタイミングを取りにくい球である。
  • リクエストとは?:野球において、監督が審判の判定に疑問を持った場合に、その判定をビデオで確認してもらうために要求する制度。
  • スタメンとは?:スターティングメンバーの略で、試合開始時の先発選手たちを指す。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。