ロッテ、中村奨のサヨナラ打で今季初勝利を飾る

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◇パ・リーグ ロッテ2―1西武(2025年4月22日 ZOZOマリン)2025年4月22日、千葉・ZOZOマリンスタジアムで行われたロッテ対西武戦において、ロッテが延長10回の接戦を制し、今季初のサヨナラ勝ちを収めました

この試合は、1―1の同点で迎えた延長10回に、中村奨が中前適時打を放つことで勝利を決定づけました

中村奨はプロ11年目で初となるサヨナラ適時打を記録しました

彼は過去にサヨナラ死球を記録したことはありますが、サヨナラ打はこれが初めての出来事です

勝ち投手となった益田と共にお立ち台に上がった中村は、「初めてなので打った後、どうやって水掛けられていいのかわからなくて、ちょっと戸惑いました」とコメントし、周囲の笑いを誘いました

試合の流れを変えたのは、ポランコが申告敬遠された場面です

中村は「想定内」と語り、プレッシャーを感じながらも 「外野フライでも」という思いで打席に入りました

西武のクローザー平良から157キロの初球をファールにした後、1ボール1ストライクの状況で迎えた3球目の155キロの速球をバットを折りながらも中前に運びました

中村は今季、二塁再コンバートを「直訴」して臨んでいますが、二塁での先発出場は2試合のみで、多くは三塁での出場となっています

この試合では、7回の守りから三塁に入って以降、9回先頭で左前打を記録し、10回にはチームの連敗を止める重要な一打を放ちました

背番号8の中村は「出た時にしっかり結果を出せるようにと思ってやってます

ここから勝っていくだけだと思うので、みんなで力を合わせて頑張っていきたい」と意気込みを語り、今後の展望を示しました

今回の試合はロッテにとって特別な意味を持つものでした。サヨナラ勝ちはチーム士気を高め、選手たちがさらに士気を高めるきっかけになるでしょう。特に中村奨が初のサヨナラ適時打を放ったことは、彼自身にとっても自信につながる重要な出来事です。これからのシーズンでの彼の活躍がますます楽しみです。
キーワード解説

  • サヨナラ打とは?サヨナラ打は、試合が同点またはリードしている状況で、試合の最後となるイニングで決勝打となるヒットのことを指します。
  • クローザーとは?クローザーは、試合の終盤に登板し、リードを守るために最も重要な役割を持つピッチャーのことを言います。この役割は特に重要で、試合の勝敗を左右することが多いです。
  • 適時打とは?適時打は、得点が必要な場面で打たれたヒットを指します。このヒットによってチームの得点が増えるため、重要な場面での成功がチームへの貢献となります。

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