ソフトバンク、延長戦でオリックスと引き分け:山川の奮闘と課題が浮き彫りに

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単独最下位に沈む福岡ソフトバンクホークスは、22日のオリックス戦で5-5の引き分けに持ち込んだ

この試合は、駅前の「みずほペイペイ」で行われ、拮抗した展開が続いた結果、延長12回に突入

9回二死満塁から途中出場の川瀬選手が2点の適時打を放ち、敗北を免れた

昨季の王者であるソフトバンクが崖っぷちで意地を見せたといえる

しかし、この試合でも打線の状態が懸念された

特に、主力選手を怪我で欠く中、14安打を記録したものの、先週6試合の全てで3得点以下という厳しい状況が続いている

中でも、絶対的な4番打者の山川穂高内野手(33)が直近5試合で18打数無安打と低迷

主軸である近藤選手や柳田選手が早々に故障離脱し、開幕から5番を担っていた正木選手も戦列を離れているため、チーム内のプレッシャーが山川選手に及んでいる

チーム内でも「現状、山川一人に負担がかかっている」との意見が多く、相手バッテリーは精神的に余裕を持ち、「ヒットと四球は構わない」という方針で山川選手との勝負を避けがちだ

この状況下で、山川選手は自らに我慢を説いた

「プロの投手は打ちたくなるような球を投げる能力が高い

だからこそその球を我慢するのが打撃の本質だ」と語り、忍耐強くプレーすることの重要性を再認識した

この日、山川選手は3打席目と4打席目にフルカウントから四球を選び、試合の流れを変える可能性を模索し続けた

「打てない時期が続くのは許されない

現状を認めて、きっかけは自分で作っていかないと」と前向きな発言が続いた

打線全体が低調な中で、山川選手にかかる負担は増す一方であり、今後のパフォーマンスが期待される

この記事では、福岡ソフトバンクホークスがオリックスとの試合で引き分けに持ち込んだことに焦点を当てています。山川選手の低迷やチームの打撃力低下が懸念材料として浮き彫りになりました。その中でも山川選手が我慢強くプレーし、打撃を取り戻すために努力している姿勢が示されています。
キーワード解説

  • 絶対的4番:チームの打撃の中心となる選手であり、その選手が低迷するとチーム全体に影響を与えることが多い。
  • 打撃の本質:投手が投げるボールを見極め、打ちたくなる球を我慢することが重要であるという考え方。
  • フルカウント:3ボール2ストライクの状況で、次の球がボールなら四球になる緊迫した場面。

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