日本ハムの新外国人・古林睿煬、初登板での苦戦と成長の兆し

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◇23日 日本ハム―楽天(エスコンフィールド北海道) プロ野球日本ハムの新外国人投手、古林睿煬(グーリン・ルェヤン)が来日後初めての登板で先発マウンドに立ちました

しかし、その結果は期待とは裏腹に厳しいものでした

彼は5イニング⅔を投げ、7失点(自責5)という成績を残しました

古林は台湾で「火球男」として知られる投手で、今回はその名にふさわしい最速153キロの直球を記録しましたが、ほろ苦いデビュー戦となりました

初回のストレートの四球が失点の始まりで、先頭打者の小森に四球を与えたことにより、1死一、三塁のピンチを招きました

フランコの併殺コースのゴロを清宮幸がファンブルし、先制点を与えてしまったことは、守備の乱れが影響した典型的なケースです

その後、吉田の捕逸も重なり、初回だけで3点を失いました

しかし、2回以降は制球を修正し、5回まで無失点という好投を見せました

台湾でのMVP受賞歴を持つ古林はその実力を示しましたが、6回に突入すると球速が落ち始めました

6回、2死二塁から鈴木大に適時打を浴び、その後、一、二塁から浅村に高めの152キロ直球を捉えられて3ランホームランを被弾し、ついに降板となりました

この瞬間、新庄剛志監督が交代を告げると、古林はうつむきながらマウンドを降りる姿が印象的でした

故郷の台湾からも多くの家族やファンが球場に駆けつけていたこの試合

彼は「来ていただいた方々に良い結果をお見せしたい」と闘志を燃やしていたものの、勝利を手にすることはできませんでした

しかし、今後の試合に向けての成長が期待されるデビュー戦でした

古林投手は初登板での結果が芳しくなく、特に初回の失点が印象に残ります。しかし、5回以降に見せたパフォーマンスは彼のポテンシャルを示しており、今後の成績向上が期待されます。特に台湾から駆けつけたファンや家族の期待に応えようとする姿勢には感銘を受けました。
ネットの反応

北海道日本ハムファイターズの新外国人投手グーリン選手は、来日初登板の初先発で7失点という結果に終わり、多くのファンやコメント投稿者から様々な意見が寄せられました

特に、制球難や守備の乱れが大きく影響し、リズムを崩したと言われています

初回から守備ミスが多く、特に先頭打者へのフォアボールが悪影響を及ぼしたとのことで、これがきっかけで失点が増えたという意見が目立ちました

また、守備の乱れ以外にも、監督新庄氏の采配について厳しい意見が多数あり、特に捕手の起用については批判の声が挙がっています

具体的には、初先発のグーリン選手に対して吉田選手をスタメンマスクに起用したことが、「初先発の投手の時にやる事じゃ無い」との指摘を受けています

さらに、他の先発投手に比べて早期交替が行われることにも不満のコメントが見受けられました

一方で、失点の大部分は味方の守備ミスに起因していると擁護する意見もあり、次回の登板に期待を寄せるファンもいます

全体としては、今回の試合は投手にとって非常に難しい状況だったと理解しつつも、今後の成長を待ち望む声が多く聞かれました

また、選手たちにはもっと集中して取り組んで欲しいという期待も込められています

今後、グーリン選手がリベンジを果たすことができるか、ファンの注目が集まっています

ネットコメントを一部抜粋

  • 達、畔柳の方が断然良い。
  • 火の玉ストレートだけに炎上という表現は草生えた。
  • グーリンは別に悪くなかった。守備で足引っ張られただけだから次回に期待だね。
  • 立ち上がり先頭打者に、ストレートのフォアボールで出した時、ちょっと嫌な予感がしました。
  • 負けは負け。ミスが多いのは目立ちますけど、もっと集中して試合に取り組んでほしいです。
キーワード解説

  • 火球男とは?台湾で知られる古林睿煬選手の愛称で、優れた直球の速さを持つ投手を指します。
  • 制球難とは?ピッチャーが投球している際、狙った場所にボールを投げることができない状態を指します。
  • 自責点とは?投手自身の投球ミスによって得点が入ってしまった場合に数えられる失点のことを言います。

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