最速157キロを誇る右腕ピッチャーとして、先発と中継ぎを兼任しながらその存在感を示しています
昇格の背景と初ホールドの意義
柳川選手は育成選手から支配下選手として2年目を迎え、昨シーズンは先発としてデビューしたものの、シーズンの途中から中継ぎに転向しました彼は一時的にクローザーを務め、ブルペン陣の中で重要な役割を果たしました
しかし、オフシーズンには「先発をしたい」との意向を表明し、キャンプでもその夢を持ちながらスタートしました
先発転向への挑戦
2月16日の楽天との練習試合では、2回1安打無失点の好投を見せましたが、チームの方針により先発ではなく中継ぎとして起用されることが決定しましたこれは豊富な先発陣が揃っているチーム事情に加え、キャンプ中の球の質が本調子からかけ離れていたことが影響しています
真っすぐを磨き直す
柳川選手は、自身の原点である直球の力を再確認するべく練習に励みました元々持ち合わせた速球を生かし、イースタン・リーグでは4試合で8奪三振を奪い、その実力を証明しました
今後も中継ぎとして求められる結果を出し続けることを目指しています
柳川選手のリリーフとしての成長は目を見張るものがあります。先発への夢を抱きつつも、チームが求める役割を果たす姿に多くのファンが期待を寄せています。彼の今後の活躍に注目です。
キーワード解説
- ホールドとは？ ホールドはリリーフピッチャーが試合を有利に進めた状態で投げ終えた場合に与えられる記録です。
- クローザーとは？ クローザーは試合の終盤に登板し、最終的な勝利を狙う投手のことを指します。
- イースタン・リーグとは？ イースタン・リーグはプロ野球の育成選手や一軍昇格を目指す選手がたくさん試合を行うリーグです。
