阪神タイガースのレジェンド、小山正明さんが死去

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2025年4月24日、阪神タイガースは球団OBであり、歴代3位の通算320勝を誇る名投手、小山正明さんが心不全のため、東京の病院で18日に逝去したことを発表した

享年90歳

通夜と告別式はすでに家族葬で執り行われた

小山さんは、高砂高校から1953年に阪神に入団し、その精密な制球力から「精密機械」と称され、1962年には27勝を挙げて沢村賞を受賞

同年、彼と山内一弘選手との間で「世紀のトレード」と言われる移籍があり、東京オリオンズ(現ロッテ)に移籍

その後、1973年には大洋(現DeNA)に移籍し、同年限りで現役を引退した

引退後は、阪神、西武、ダイエー(現ソフトバンク)で投手コーチとして多くの選手を育成し、彼の知識と経験は今でも多くの選手に受け継がれている

通算856試合に登板、プロ野球歴代3位となる320勝を挙げ、史上唯一の両リーグで100勝を達成したことで、2001年に野球殿堂入りを果たした

阪神タイガースの粟井球団社長は、「突然の訃報に驚いています

小山さんは数々の大記録を打ち立てた選手としてだけではなく、コーチとしても私たちタイガースの礎を築いてくださった方です

彼の勝利への飽くなき意志を我々がしっかりと引き継ぎ、今シーズン、リーグ優勝、そして日本一を目指して戦っていきます

心よりご冥福をお祈りいたします

」とコメントした

小山正明さんの訃報は、阪神タイガースファンやプロ野球界にとって非常に悲しいニュースです。彼の偉大な成績や投手としての才能、また指導者としての影響力には、多くの後輩選手が感謝していることでしょう。今後、彼の遺志を受け継いで、阪神が成績を残すことが何よりの供養になるのかもしれません。
キーワード解説

  • 沢村賞とは?日本プロ野球の最高の投手に贈られる賞で、投手の年間成績が特に優れている選手に与えられます。
  • プロ野球殿堂とは?日本のプロ野球において、特に功績のある選手や関係者を表彰する制度です。

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