享年90
小山正明氏の功績
小山氏は阪神タイガースにおいて、1953年から21年間にわたり活躍し、通算320勝を挙げたこれはプロ野球歴代3位の成績であり、特に1962年には完封試合13試合を含む27勝を達成
この年は阪神がセ・パ両リーグ分立後に初優勝を果たす原動力となった
トレードとその後のキャリア
1963年オフには「世紀のトレード」として話題になった山内一弘選手との交換で、大毎オリオンズ(現ロッテ)に移籍その後、64年には年間30勝を上げるなど、さらなる飛躍を遂げた
大洋(現DeNA)での73年に現役を引退し、通算成績は320勝232敗、防御率2.45という輝かしい成績を残した
引退後の活動
引退後は阪神、西武、ダイエー(現在の福岡ソフトバンクホークス)でコーチとして若手投手の育成に力を注ぎ、2001年には野球殿堂にも選出されるなど、長年にわたりプロ野球界に貢献した小山正明氏の死去は、プロ野球界にとって非常に大きな損失です。彼の選手としての業績だけでなく、引退後の指導者としての活躍も忘れられません。これからも多くの人々に彼の功績が語り継がれることでしょう。
キーワード解説
- 心不全とは?心不全は心臓が十分に血液を送り出せなくなる状態を指し、様々な病気や加齢が原因となることがあります。
- 完封試合とは?完封試合は、投手が相手チームに得点を許さずに試合を終えることを指します。非常に優れた投球技術が要求されます。
- 防御率とは?防御率は、投手が与えた失点を計算し、どれだけ自チームに得点を許したかを示す指標です。

