プロ入り18年目を迎え、40歳を控えた宮西投手は、年齢とともに変化する自身の体に適した調整法を見つけるべく、新たな挑戦を続けている
宮西投手は、これまで3回の手術を経験してきた
ここ数年は、試合に100％の体調で臨むことを優先し、体のケアに多くの時間を充てるため、オフシーズンにはしっかりとトレーニングを行っていても、練習量や筋肉量が落ちてしまい、シーズンを通じてのパフォーマンスが難しいと感じていた
特に、35歳を過ぎたあたりからは、調整法に手探りの状態が続いていた
昨シーズンには、キャンプから2軍でのスタートとなり、約半年間をかけて体と向き合う時間を持つことができた
その中で「もう一度、一から丁寧にトレーニングをしよう」と考え、ウェートトレーニングを本格的に始める決意をした
これまでウェートは行っていたものの、トレーナーによる具体的な指導を受けることで新たな発見があったと話す
具体的なトレーニング方法としては、1か月ごとにウェートを行う日を設定しており、たとえ外泊明けでも、その日に施行することを徹底している
年長者である宮西選手の取り組みは若手選手にとって新鮮な驚きであり、「疲れによってセット数の調整は必要だが、1年間続ける」という目標に対しては強い意志を示している
また、ヤクルトの石川投手から、「年齢を重ねても常に動き続けることが重要」と教わったことが大きな影響を与えていると語る
年齢に伴う体の変化への認識を深め、体力と筋力のバランスを探り続ける重要性を強調した
宮西投手は、「走り込みとウェートの割合は若い頃は80対20だったが、今は50対50に変わりつつある」とし、年齢とともに最適なトレーニング方法を模索し続ける姿勢を見せている
宮西投手のウェートトレーニングへの取り組みは、年齢と共に変化する体への適応を模索しているものです。特に、体力の維持方法を探し続ける姿勢は、他の選手にも影響を与える可能性があります。旬なトレーニング法を取り入れることで、シーズンを通じてのパフォーマンス改善が期待されます。
キーワード解説
- ウェートトレーニングとは？：ウェートトレーニングは、筋力を向上させるために重りを使うトレーニング法のことです。主に筋肉を使うことで筋力を高め、体力を維持するのに効果的です。
- コンディションとは？：コンディションは、身体の状態や調子を指します。スポーツ選手にとっては、最高のパフォーマンスを発揮するための重要な要素です。
- トレーニングとは？：トレーニングは、特定の目標を持って行う身体の練習や練習方法のことを指します。継続的に行うことで、技術や体力を向上させることができます。
