先発投手の床田寛樹(30)は8回を投げ、4安打2失点(自責点0)という健闘を見せたが、完投負けという屈辱を味わった
床田はバッティングでも2年ぶりの猛打賞を記録し、その投打にわたるパフォーマンスは光ったものの、勝利には結びつこうとはしなかった
特に、床田選手は昨季から続く横浜スタジアムでの連敗を球団史上ワーストの6に伸ばし、苦境に立たされている
試合中、ベンチで逆転を願った彼の思いは届かなかった
自らの力投にも関わらず、黒星を重ねたことで、「ミスが出たとしても、やっぱり僕らがカバーしないと、とは思います」と反省を述べた
試合の流れと失点
床田選手の悔やんだ失点は、両軍無得点の3回に発生した1死から三森選手のゴロを二塁の菊池選手が捕球し、送球の際に一塁の二俣選手が捕球ミスをしてしまう
続く蝦名選手のライナー性の打球に対して、左翼のファビアン選手がダイビングキャッチを試みるが成功せず、球はフェンスまで転がり、一走が生還
結果として、この inning で2失点を記録した
床田の投打にわたる活躍
それでも、床田選手は4回以降に許した走者は、五回1死の三森選手への左前打のみで、徐々に調子を上げた彼はこの試合で104球を投げ、8回を投げきるも、ついに自身初の完投負けを喫することになった
バッティング成績
床田選手はバッティングでも素晴らしい成績を残した三回先頭でスライダーを右手一本で中前にヒット
五回一死時には154キロのストレートを左翼線に運び二塁打、七回でも143キロのカットボールを中前に返し、猛打賞を記録した
“普通じゃないですよ
うれしかったです”と控えめに喜びを表現した
試合のまとめ
結果として、この試合で床田選手はチームに勝利をもたらすことはできなかったが、彼自身の投打にわたる活躍は光っていた次回登板時には、この鬼門での連敗を振り払う戦いを期待したい
記録と歴史
| 項目 | 記録 |
|---|---|
| 完投負けにおける安打数 | 3安打(広島では71年ぶり) |
| 横浜スタジアムでの連敗 | 6連敗(球団史上初) |
キーワード解説
- 完封負けとは?:野球で、あるチームが相手に一度も得点を許さずに勝つことを意味します。
- 自責点とは?:ピッチャーが許した失点のうち、自身のエラーや失策によって生じた点数を指します。
- 猛打賞とは?:1試合で3本以上の安打を記録することを意味し、通常は攻撃力の象徴とされます。
- イニングとは?:野球において、攻撃と守備が1度ずつ行われる単位を示します。

