中日、逆転負けで3月・4月の負け越し確定

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【吉見一起の目】◇27日 中日2―6ヤクルト(バンテリンドーム)初回にジェイソン・ボスラー外野手の二塁打をきっかけに、幸先よく2点を先取した中日ドラゴンズ

しかし、試合は流れが変わり、4回に先頭の西川遥輝外野手への四球を皮切りに、ウンベルト・メヒア投手が打たれ、逆転負けをしてしまった

この結果、3月と4月の連続負け越しが決まることとなった

試合は4回と5回の2イニングでそれぞれ3点ずつを奪われる展開となり、中日は完敗を喫した

しかし、中日スポーツ評論家の吉見一起氏は試合の中で特に重要な局面を指摘している

それは、5回裏1死三塁の場面における岡林勇希外野手の遊飛である

吉見氏は、「相手守備は通常の状態であり、内野ゴロでも1点取れる形だった

岡林には、その意識を持ってバッティングをしてほしかった」と述べた

岡林はこの日、それ以外の打席では確実にゴロを打っており、ヒットを放つ能力を持つ選手である

前日には、2回1死一、三塁で三邪飛に倒れたという過去もあり、絶好の得点機を逃している

これに対して吉見氏は、「まだ5回で、そこで1点を返して3点差にしていれば試合の展開も変わってくる

その結果、得点できなかったことで、相手に勇気を与えてしまった」と厳しく分析した

26日の試合では中日が12安打を記録し、5点を奪って快勝したばかりのこともあり、1点を取ることへの執着心を選手たちに求めた吉見氏

1点を取ることができなければ、得点力不足は解消できないと強調している

今回の試合は中日の選手たちにとって、試合の流れをつかみきれなかった結果となった。特に、岡林選手の打撃ミスがその後の得点に大きく影響した。このような重要な場面での判断力が、今後の試合でも問われてくるだろう。
キーワード解説

  • 逆転負けとは?試合中に流れが変わり、試合の結果が逆転されてしまうこと。
  • 得点力不足とは?得点を挙げる能力が不足している状態のこと。

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