各球団の担当記者が選定した先週のMVPや今週の見どころ、選手の入れ替え情報、広報活動をお伝えする
先週のMVP:井上選手の奪三振ショー
巨人の先週のMVPは、左腕ピッチャーの井上選手が受賞した22日に開催された中日戦では、8回を投げて3安打1失点、さらに14個の三振を奪う驚異的なパフォーマンスを見せた
これは、杉内(現投手チーフコーチ)が2012年に記録した球団左腕による1試合の奪三振数の2位タイに並ぶものであり、井上選手は「多くの三振を取ることができて良かった」と語っている
これまでの今季4試合には登板し、2勝1敗、防御率1.61という成績を残している
今週の見どころ:田中将選手のリベンジマッチ
今後の見どころとして注目されているのは、田中将選手が5月1日に行われる広島戦で投げる予定であることだ前回の登板では、17日のDeNA戦で2回7安打6失点と打ち込まれた経験から、「迷惑をかけた」と反省している
登録は抹消された後、ストライクゾーンの低めを意識したコントロール向上に取り組んでおり、「感覚がつかめてきた」と手応えを感じている
この試合では、日米通算200勝の達成が期待される
選手入れ替え情報
入れ替え情報では、戸郷選手が2軍戦に出場し、6回を投げて2安打1失点体調が良くなってきたとコメントしている
また、田中将選手は同試合に先発し、無失点の好投を見せた
同じく2軍で調整中の坂本選手は先週の2軍戦に5試合出場し、左手親指負傷から回復したキャベッジ選手が25日から1軍に復帰した
広報情報
5月3日から6日には、寮事業やホテル事業を展開する共立メンテナンスの支援で、Gタウンのサブグラウンドが一般開放される子どもたちが様々なスポーツを無料で体験できる「Dormy PARK」が設置され、観戦チケットは不要で誰でも入場可能である
巨人の今週の展望は非常に明るい。特に井上選手の活躍が光り、田中将選手のリベンジマッチにも期待がかかる。チーム全体が士気高く、さまざまなサポートイベントが設けられる中、ファンとのつながりも深まる可能性が見えてきた。若手選手の育成も進み、今後のシーズンに向けての順調なスタートと言えるだろう。
キーワード解説
- 奪三振とは?投手がバッターを三振にすることで、1イニング内に三人のバッターを三振に仕留めることができれば「三者凡退」と呼ばれる。
- ストライクゾーンとは?投手が投げるべきボールのコースで、バッターが打つ可能性のあるエリアのことで、ボールがそのエリア内に入ると「ストライク」となる。
- コントロールとは?ピッチャーが球を投げる位置を正確にコントロールすることを指し、コントロールが良いとは、意図した場所に球が投げられる能力が高いことを意味する。

