2025年4月30日、本拠地バンテリンドームで行われた阪神戦では、延長11回の末に中日が5-4でサヨナラ勝利を収めたものの、山本の判断は賛否が分かれる結果となった
この試合は、延長11回1死1、3塁の場面で、オルランド・カリステ内野手(33)が代打として出場し、センターに犠牲フライを放って決着を見せている
しかし、試合を通じて最も注目を浴びたのは、4-4の同点で迎えた9回2死満塁の場面での山本のセーフティーバントだった
打球は桐敷拓馬投手(25)の前に転がり、3塁の走者がホームへ突入するもアウトとなり、サヨナラのチャンスを逸してしまった
井上監督の反応
試合後、チームはサヨナラ勝利に沸いていたが、インターネット上では山本のバントに対する厳しい意見が相次いだ「満塁での選択はありえない」「意図が見えにくい」「これは誰が予想できた?」といった声がトレンド入りした
その反響を受けて、井上一樹監督(53)は「びっくりしましたね」と微笑みながらも、「僕もヤス(山本)のことを責めるつもりはないです」と語り、選手を擁護した
この日の試合で中日は11勝12敗2分けとなり、リーグ4位の成績を維持している
翌日には3連勝を目指し、再び阪神を迎えることになる
今回の山本選手のセーフティーバントには賛否が分かれましたが、野球は時に意外な選択が試合の流れを変えることがあります。特に満塁という重要な場面での選択は、ファンや他の選手の目にも印象深く、これが今後どのようにチームに影響するのか注目されます。また、監督が選手を責めることなく理解を示す姿勢も、チームの士気を保つために重要です。
ネットの反応
中日・山本泰寛選手が9回の場面で、2死満塁という緊迫した状況でセーフティーバントを試みたことが注目を集めています
このプレーが成功すればヒーローになったかもしれませんが、結局は失敗に終わり、ネット上では賛否の声が上がっています
多くのコメントは、この選択が消極的であったり、結果的に打者としての自信を欠いているのではないかという意見も見受けられました
特に、ピッチャーの正面に転がってしまったことを指摘する声が多く、打撃の場面で他に選択肢があったのではないかという意見も見られました
一方で、成功すれば評価される選択肢であることや、チームが勝ったからこそ大事に至らなかったという意見もあり、結果論として片付けられる側面もあります
また、メジャーリーグには類似の試みを行った事例もあると紹介するコメントもありました
選手の意表を突いた思考は評価されつつも、この場面での最適な選択については議論が続いています
応援する側としては、次回の意外性を期待しつつも、基本となる打撃力をもっと発揮してほしいという期待感が伺えました
ネットコメントを一部抜粋
満塁でのセーフティバントが作戦として消極的過ぎるし百歩譲ってギリアウトのバントなら許せるけどピッチャー真っ正面で悠々アウトの打球じゃ話にならないでしょ
成功したら褒めて失敗したら叩く…選択としてありえないって言うてる人ほど成功したら褒めるんでしょーね
チームが勝ったからこの程度で収まってるが負けてたらもっとボロカスに言われてたろうな…
成功すればヒーロー。失敗すれば批判。ピッチャーも意表突かれて慌てていた泥臭く1点を奪いに行く。
誰も思ってないからやったんでしょう結果論で語るよりアイディアが素晴らしいと思うけどね
キーワード解説
- セーフティーバントとは?:セーフティーバントは、バッターが打球を自分の位置に転がし、相手チームの守備の隙を突くための戦術です。特にランナーがいる場面での得点を狙う手段の一つです。
- 犠牲フライとは?:犠牲フライは、バッターが打球を外野に飛ばし、ランナーがその間に次の塁へ進むことを目的としたプレーです。バッターはアウトになりますが、点数が得られる可能性があります。

