これは、テレビ朝日系の番組「鶴瓶孝太郎 転職したら人生○○だった件」で放送されたもので、松谷さんの転職後の成功が紹介された
プロ野球選手としての軌跡
松谷さんは、大阪市立高から大阪ガスを経て1988年にプロ野球ドラフトで巨人から2位指名を受け、選手生活をスタートしたしかし、1995年の開幕前に近鉄に移籍し、その後33歳で戦力外通告を受けることとなった
選手期間中に記録した勝利は4勝で、長いプロキャリアとは言い難い
セカンドキャリアのスタート
引退後、松谷さんは解説などの野球関連の仕事には恵まれず、新たな道を模索することになった「藤田監督や末次さんに迷惑をかけられない」という思いから、34歳で建設会社に就職する
初めての会社員生活で給料が激減し、ほとんどの同僚が年下であったが、努力を重ねて早くも入社から1年で大規模工事を任されるようになった
新たな挑戦と会社の設立
36歳で同僚3人と共に建築会社を引き継ぎ、ガムシャラに働く日々が続く彼は「スチールエンジ」の社長となり、東京を拠点に日本各地はもちろん、海外にも支店を持つ企業に成長させた
グループ会社は、建築や不動産、介護サービスまで多岐にわたり、年商は230~240億円に達している
松谷さんの思い
松谷さんは番組内で、「野球選手でもセカンドキャリアで頑張ったら、こんなふうになるんやな」と話し、恩返しの意味を語ったプロ野球選手としての活躍と、転職後の成功を両立させた松谷さんに、古田敦也氏は「気合いで生きてこられた」とコメントした
松谷さんのセカンドキャリアの物語は、多くの人に勇気を与えるものです。元プロ選手が新たな分野で成功を収める姿は、今後のキャリアに悩む人々にとって良い手本となるでしょう。スポーツ界だけでなく、どんな道に進んでも成功できる可能性があることを示しています。
キーワード解説
- セカンドキャリアとは? - セカンドキャリアとは、職業生活の中で、初めのキャリアの後に続く新たな職業人生のことを指します。多くの人が職業を変える際に使う言葉です。
- 戦力外通告とは? - 戦力外通告は、プロスポーツの選手がチームにおいて契約を更新されず、他のチームや職業に転職を余儀なくされることを意味します。
- 年商とは? - 年商とは、ある企業が1年間で得た売上高のことを指します。この指標は企業の規模や経営の成果を示します。

