仙台大ではドラフト候補とされる投打の中心選手が活躍し、特に渡辺一生投手(4年=日本航空)は6回を投げて3安打1失点と素晴らしいピッチングを披露しました
さらに平川蓮外野手(4年=札幌国際情報)は3ランを含む2安打3打点を記録し、チームの勝利に大いに貢献しました
もう一方では、東北福祉大も桜井頼之介投手(4年=聖カタリナ学園)が8回まで無安打投球を続け、彼自身が打たれた先頭バッターによるソロホームラン以外は完全に打者を抑えており、こうして東北大を9-1で撃退しました
試合のハイライトとなったのは、仙台大の渡辺投手のピッチングです
4回2死走者なしの場面で、前の打席で本塁打を許した東北学院大・田村選手と対峙し、「やられて終わりは後味が悪いので、やり返して終わりたいと思いました」と彼はコメント
最終的には武器であるチェンジアップで空振り三振を奪い、雄たけびを上げました
渡辺投手は、「全体的にボールも走ってなかったし、制球面でもしっくりいかなかった」と振り返りましたが、精度に悩んでいたチェンジアップは好感触を得たようです
オフシーズンに導入したピラティスが、柔軟性を高め、今は自前の器具を使用してトレーニングを続けています
「体が柔らかくなりましたし、調子が良くない日でもある程度は球速が出るようになりました」と語り、突出した球速と制球のバランスを改善しつつあることを示唆しました
特に早川選手(楽天)の投球スタイルを参考にしている渡辺投手は、「体が柔らかく、グローブで引っ張るイメージの中でもしっかり軸足が残っているので、そこを参考にしています」と自信を持って語りました
同じフィールドでのプレーを夢見て、彼は着実に成長を続けています
今回の試合では、仙台大の選手たちが素晴らしいパフォーマンスを見せ、特に渡辺投手の活躍が光りました。ピラティスを取り入れることで身体能力を向上させ、自己の課題を克服しつつある彼の成長が非常に興味深いです。戦力としての存在感が増している彼が、今後どのような活躍を見せるのか期待が高まります。
キーワード解説
- コールド勝ちとは?:コールド勝ちとは、相手チームの得点が一定の差に達した場合に試合を早期に終了させるルールです。この試合では、仙台大が9点をリードしたため、コールドとなりました。
- ドラフト候補とは?:ドラフト候補とは、プロ野球のドラフトで指名される可能性のある選手を指します。特に大学生や高校生が対象であり、仙台大学の選手たちはその目がかけられています。
- チェンジアップとは?:チェンジアップは、投球の一種で、見た目はストレートに似ているが、球速が遅くなり、バッターを欺くために使われます。
- ピラティスとは?:ピラティスは、身体の柔軟性や筋力を高めるためのエクササイズです。アスリートのトレーニングにも取り入れられており、体幹や姿勢を改善します。

