試合の3回裏、2死の場面で、巨人の投手グリフィンが投じた初球の144キロのツーシームに対し、勝又は積極的にスイングし、ゴロで二遊間を抜ける中前打を放った
この安打により、勝又は一塁ベース上で喜びを表し、味方ベンチからの祝福に応える姿が見られた
また、記念ボールは遊撃手の泉口から捕手の九鬼を経て戸柱へと渡り、大事に保管されることとなった
勝又は2021年オフに投手として戦力外通告を受けたが、その後、野手に転向
これまでイースタン・リーグで29試合に出場し、打率2割4分1厘、2本塁打、OPS(出塁率と長打率を組み合わせた指標)618という成績を残している
オープン戦では1軍での参加機会を生かし、2安打を記録し存在感をアピールしていた
「今年ダメだったら多分クビなので」と覚悟を持っている勝又は、自身の野球人生に高い意識を持ちながら日々全力で取り組んでいく姿勢を示している
1日のヤクルト戦でプロ初昇格を果たし、初打席では代打で大ファウルを放ったものの、三ゴロに終わっていた
この試合では「1番左翼」で初スタメン出場するも、第1打席には空振り三振を喫していた
プロ初安打を記録した勝又選手のストーリーは、周囲の期待と彼自身の覚悟が詰まったものです。特に、投手から野手への転向は簡単な道のりではなく、彼の努力が実を結んだ瞬間と言えます。まだまだ成長過程にある若手選手である彼が、今後どのようにチームに貢献していくかが期待されます。
ネットの反応
プロ野球・DeNAの勝又温史選手が、野手転向後7年目にしてプロ初安打を達成したことが、ファンや評論家から注目されています
彼はこれまで投手として活動し、育成選手としての厳しい経験を乗り越えての快挙で、多くの人から祝福の声が寄せられました
勝又選手は、これからチームに貢献できる選手として期待されています
コメントでは、彼の努力や成長に共感する意見が多数見受けられ、ファンの応援も一層高まっています
この初安打をきっかけに、さらなる活躍を願う声も多数あり、彼の今後のパフォーマンスへの期待感が伝わってきます
一方で、DeNA全体に向けられた指摘も浮き彫りになっています
打撃力の不足や守備の課題について懸念する声が多く、特に他の選手との比較が行われています
ファンからは、「これだけ打てないと勝てる気がしない」との厳しい意見や「若手が育っていない」との危惧が表明されています
また、勝又選手の初安打がチーム全体の士気を上げることを期待するコメントも多く見られ、彼の存在がどれほどチームにとって重要であるか再認識されています
全体として、勝又選手の初安打を喜ぶ声と同時に、チーム全体の課題に対しても目が向けられている状況です
ネットコメントを一部抜粋
若手つかうのはいいが石上ショートいります?
格好は悪いがヒットはヒット。
肩も脚もあるし打つ方で結果が出て良かった。
初ヒットおめでとうございます!!
頑張って欲しいが、、それにしてもベイスターズは投手も打者も若手がほとんど育ってない。
キーワード解説
- プロ初安打とは?:選手がプロとしてのキャリアの中で最初にヒットを記録することを指します。
- ツーシームとは?:ピッチングの一種で、ボールが直線的に進みながら、わずかに左右に変化する特長があります。
- OPSとは?:出塁率(OBP)と長打率(SLG)を合算した指標で、選手の攻撃力を総合的に評価する際に使われます。

