決勝の試合経過
宮城仙南は初回、2死二、三塁の場面で5番の中川選手が左翼線に2点二塁打を放ち先行対する狭山西武はその裏、4番の工藤選手の犠飛によって1点を返すと、続く2回には村橋選手のタイムリー二塁打で同点に追いついた
3回には片井選手の左犠飛で勝ち越し、さらに5回には後藤選手の適時打でリードを広げた
宮城仙南も負けじと6回、2死三塁から中川選手、四栗選手による連続タイムリーが飛び出し、見事に同点に追い付いた
試合は最終回の7回に突入
狭山西武は2死一、二塁の場面で途中出場の金子選手が左翼線へ打球を運び、二塁走者の桂選手が生還
これにより狭山西武は劇的なサヨナラ勝利を収め、177チームの頂点へ立った
宮城仙南の健闘
宮城仙南は東北勢として初めて決勝に進出したが、狭山西武の勢いには及ばなかった若い選手たちの活躍が光った大会だった
準々決勝および準決勝
| 日付 | 試合結果 |
|---|---|
| 5月3日 | 前橋桜 0-2 湘南 |
| 5月3日 | 狭山西武 3-2 東京城南 |
| 5月3日 | 宮城仙南 3-2 東村山中央 |
| 5月3日 | 武蔵嵐山 9-3 麻生 |
| 5月4日 | 狭山西武 7-0 前橋桜 |
| 5月4日 | 宮城仙南 5-4 武蔵嵐山 |
キーワード解説
- サヨナラ勝ちとは?:試合が同点または負けている状況から、最終回(または延長戦)で勝利を決定づける得点を入れることを指します。
- タイムリー二塁打とは?:一塁または二塁にいる走者が生還できる位置へ打った二塁打のことです。
- 犠飛とは?:打者がフライを打って、打球を捕球する間に走者が進塁できる状況を指します。

