阪神・伊原、7回での失点悔やむも前向きな姿勢見せる

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◇セ・リーグ 阪神2―5ヤクルト(2025年5月4日 甲子園)プロ野球セ・リーグの試合で、阪神タイガースの先発投手・伊原が5月4日に行われたヤクルト戦で投げ終えた後、悔しさを表明した

6回までわずか1失点という素晴らしいピッチングを見せたが、7回に突如として失点を重ね、チームは敗北を喫した

伊原は試合後、「負けているので(内容は)良くないですね

試合に負けたのでそれが全てです

僕の責任だと思います」と語り、自身のパフォーマンスに対する反省の言葉を漏らした

試合は1-1で迎えた7回、伊原は先頭の茂木を見逃し三振で攻撃の流れを断ったが、古賀に四球を与えると、流れが変わった

続く岩田にはヒットを許し、1死一、二塁となる中、代打・増田には右中間への三塁打を打たれ、ここで伊原は降板

交代した2番手投手・漆原は暴投を犯し、増田が生還

伊原は結局、6回1/3を投げて4失点となり、「無駄な四球があったので、そこがうまく打線に流れを持ってこられなかった要因の一つ」と唇をかみながら振り返った

この試合は伊原にとってプロ初黒星

彼はこれまでの8試合で合計19回1/3を投げてわずか1失点と好調を維持していたが、プロの厳しさを痛感した瞬間となった

試合後、伊原は「反省して次に生かしたい」と前向きな姿勢を示し、次のマウンドでの雪辱を誓った

試合の中で、伊原は打撃でも存在感を示した

5回に石川からプロ初安打を放ったが、「僕が打つことも大事ですけど、投げる方で貢献できなかったのが悔しい」と語り、試合の結果に対する真摯な思いを示した

指揮官は「彼がつくってきたゲーム

糧にしていくというところ」と言い、次への期待を寄せている

今回の試合では、伊原選手の成長過程が見て取れました。試合開始から6回までは素晴らしいピッチングを見せていたにも関わらず、7回に失点を重ねる結果となり、悔しさを隠しきれない様子でした。しかし、彼が素直に反省し、次に生かそうとする姿勢がとても重要であり、今後の成長が楽しみです。
キーワード解説

  • 四球とは?打者に対してボールがストライクゾーンに入らず、塁に出ることができることです。
  • プロ初黒星とは?プロ選手としての初めての試合で敗北することを指します。

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