阪神はこの試合で今季初の2桁得点を記録し、打線の勢いを見せつけた
一方、巨人の先発ピッチャー戸郷は6回を投げて3失点の結果に終わり、勝利には荷が重かった
戸郷は24日ぶりの一軍登板で、立ち上がりから155キロを超える速球を連発した
特に、五回までは阪神打線の強打者である森下に許した安打は同点ソロのみという安定感を見せたが、6回に力尽きた
直球を中心に三振を奪うなど、迫力のある投球を信じて復帰を果たしたが、「新たなスタートが切れた」という言葉には少しの誇りが感じられた
試合は序盤から阪神が主導権を握り、特に六回以降は毎回得点を重ねた
森下はこの日4安打4打点を記録し、チームの勝利に大きく貢献
巨人打線は4回以降無安打に沈み、流れを持続することができなかった
戸郷の登板後、救援陣も崩れ、試合を締めることができなかった
戸郷は開幕から防御率11.12と不振を極め、ファームでの再調整を命じられていたことを反省しつつ、「力を入れて球速を求めすぎた」と自身の投球に対する思いを語った
復帰後の試合では直球の質を改善したことを実感しているとのことだ
投手コーチの杉内氏も「球速も出ていたし、こういう投球が続けば勝ち星もつく」と一定の評価を与え、高く掲げた復活への期待を寄せた
試合後、戸郷は「先発がいい流れを作っておけば、なかったかもしれない」と反省の言葉を残した
今後、彼がどのようにチームのために貢献していくかが期待される
今回の試合は、阪神の打線が好調であったことが大きな要因となった。巨人の戸郷は復帰戦での成功と失敗が入り混じっており、彼の今後の成長に期待がかかる。特に、戸郷の直球の質は向上しているが、両チームの流れの制御が勝敗を分けた。次回の登板に注目したい。
ネットの反応
戸郷翔征選手の最近のピッチングについて、多くのファンがコメントを寄せています
総じて、戸郷選手のパフォーマンスが改善されていることを称賛する意見が多い一方で、キャッチャー大城選手のリードに関する厳しい意見もあります
あるコメントでは、戸郷選手が特に良い立ち上がりを見せたものの、試合の後半での同点時に他の選手たちが気合を感じられなかったことが指摘されています
特に、試合中の戦略選択についての意見が多く、戸郷選手が登板した際のキャッチャーによるリードが、全体の結果に影響を与えているとの見解が示されています
大城選手のリードが不十分だという意見もあり、一部では彼が2軍に降格すべきだという声も上がっています
一方で、戸郷選手の球速が戻ったことや三振を奪えるようになった点については希望の光と捉えられており、今後の成長に期待するコメントが寄せられています
また、他の選手やコーチとの組み合わせをどう展開していくかも関心の的となっています
全体として、戸郷選手の成長を期待しつつも、大城選手への不安を示すファンの声が目立っている状況です
ネットコメントを一部抜粋
良くはなっていますが、やはり大城のリードの甘さが目立ってしまった試合かと思います。
近年出てなかった最速152が出たこと、三振が取れるようになってきたことはかなりのポジティブ要素。
昨日の戸郷は立ち上がりは非常によかった。ただ、森下へのノースリーからあの球は不用意だったね。
キャッチャー大城では勝てないよ。中継ぎのピッチャーは、大城のリード通りに投げて、大量失点。
戻って来てくれたことが、昨日のゲームの唯一の収穫。
キーワード解説
- 直球とは？投手が投げる最も基本的な球種で、ボールが真っ直ぐに進むため、打者にとってはタイミングを取りづらい球だ。
- 防御率とは？ 短い期間において投手が許した失点を示す指標で、数値が低いほど優秀な投手とされる。
