ソフトバンクが圧勝、柳町がプロ最多5打点の活躍で勝利を手繰り寄せる

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◇パ・リーグ ソフトバンク10―0西武(2025年5月6日 ベルーナD)福岡ソフトバンクホークスが西武ライオンズに対し、10対0で圧勝した一戦で、柳町達外野手(28)が圧巻のパフォーマンスを見せた

初回には、1死三塁の場面で決勝打となる左前適時打を放ち、試合を一気に優位に進めるきっかけをつくった

この試合で柳町は3安打全てがタイムリーとなり、プロ入り経験を活かした形で自己最多となる5打点を記録

首痛で欠場する栗原の代役として「3番」を任された柳町は、その責任を果たすことに成功した

さらに、今宮の代わりに遊撃手として出場した野村勇内野手(28)もプロ初の4安打を記録し、強力な打線を印象付けた

試合は初回から動きがあった

1死三塁の場面で柳町が打席に立ち、西武の先発・上田のカットボールをしっかり捉え、左前へと運ぶ

このヒットは早速4点の先制につながり、柳町の活躍がその後の試合展開にも好影響を与えた

特に、4回には無死満塁の場面でフルカウントからカーブを叩き、さらに2点を追加するなど、見事な打撃を披露した

ソフトバンクのバットには、近年人気を集めている「平面バット」が使われていた

この「平面バット」はボールを面で捉えやすく、柳町は「タイミングを取れる」とその効果を実感していた

試合後のインタビューで、「役割を考え、しっかり塁に出ることに集中できています」とコメントし、冷静な分析力を見せた

南京の監督・小久保も試合後、「7日が大事」とし、今季初の6連勝を見据えていると話した

主力の大半が欠場する厳しい状況が続く中、少しずつ昨季のリーグ王者らしい姿を取り戻しつつあることに期待を寄せている

柳町も「これから順位を上げていきます」と力強く語っており、今後の展望に期待がかかる

なお、野村勇内野手もプロ入り初の4安打を記録し、3試合連続安打で打率は・444に到達

この日も、主力である今宮に負けず劣らずの活躍を見せ、「渡さないつもりでやってます」という意気込みを語るなど、チーム内の競争意識も高まっている

今試合の柳町選手の活躍は、打撃だけでなくチーム全体の士気にも良い影響を与えたと思います。特に、栗原選手が欠場している中での活躍は、次世代の選手の力強さを感じさせます。今後も彼らの成長に期待したいです。
キーワード解説

  • カットボールとは? カットボールは、通常の速球よりも回転軸を変え、ボールがバッターに近づくときにわずかに横に滑るような動きをする球種です。これにより打者は打ちづらくなります。
  • タイムリーとは? タイムリーは、得点を直接生む打撃を指します。ランナーを得点圏に置いて打ったヒットやバントなど、得点につながる場面でのヒットが該当します。
  • 平面バットとは? 平面バットは、木製バットの一種で、通常のバットよりもフラットな形状です。これにより球を面でしっかり捉えることができ、打撃力が向上することを目的としています。

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