初めて全パ（全国プロ野球パシフィックリーグ）を指揮するソフトバンク・小久保裕紀監督（53）が、全セ（全国プロ野球セントラルリーグ）を指揮する阿部慎之助監督（46）と共に記者会見に出席した
この会見では、ソフトバンクから読売ジャイアンツにFA（フリーエージェント）移籍した甲斐拓也捕手（32）への関心が高まる発言があり、会場は和やかな雰囲気に包まれた
今年のオールスターゲームは、7月23日に京セラドームで第1戦、続けて7月24日に横浜スタジアムで第2戦が開催される
小久保監督は、甲斐選手の今季の打撃成績が目を引くとし、記者会見で「甲斐拓也がジャイアンツに移籍して、ホークス時代に見たことのない打率を残しているので、ちょっと会って話してみたいと思います
何が変わったのか」と興味を示した
甲斐選手は今季、32試合で打率•300、3本塁打、10打点と主力で活躍している
一方で、阿部監督は彼の背番号「10」を託けた元チームメイトとして「多分、自分がやらなきゃと思っている
ソフトバンクでは自分より打つ人が多く、守備をお願いしていました」と配慮のコメントをした
1951年に始まったオールスターゲームは、今年で74回目を迎える
小久保監督は現役時代に11回出場しており、昨年はコーチとしてベンチ入りしていた
質問に対して、小久保監督は「すいません、今チーム状態のことで頭がいっぱいで…
これからじっくり考えます」と、自チームの事情を踏まえた自虐的なコメントをし、会場は笑いに包まれた
しかし、最近ではチームの状態も改善しており、6日までに5連勝を果たすなどの持ち直しが見られる
将来を期待する選手については「中継ぎはふさわしい選手が数名、育ってきている」とし、特に3年目の左腕・松本晴選手は11試合無失点、防御率0・00という素晴らしい成績を残している
小久保監督は最後に、「オールスターだからこそ明るく、楽しく、真剣に」という言葉を添え、球宴に対する意気込みを語った
オールスターゲームでは選手たちの成長が期待されている
オールスターゲームが注目される理由は選手たちの活躍や転機が見られるからです。特に甲斐選手の移籍後のパフォーマンスや、小久保監督の選手への期待が印象的です。チームの状態は回復しており、今後のプレーに期待がかかります。
キーワード解説
- オールスターゲームとは？プロ野球界で1年に1度行われる特別な試合で、各リーグから選抜された選手たちが対戦します。
- FA移籍とは？選手が自由に新しいチームと契約できる制度で、移籍した選手は新しいチームでのプレイが期待されます。
- 打率とは？選手の打撃成績を示す指標で、ヒットを打った回数を打席での数で割ったものです。
- 防御率とは？投手の成績を示す指標で、投げたイニングに対する自責点の数をもとに計算されます。
