オリックス・太田椋、初の月間MVP受賞に喜びと感謝を表明

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NPB(日本野球機構)は9日、3、4月度の「大樹生命月間MVP賞」受賞者を発表し、パ・リーグの打者部門ではオリックス・太田椋選手(24)が初受賞したことを知らせた

太田選手は受賞後の会見で、「(初受賞して)とてもうれしい

いい感覚がしっかり続いてくれた

余裕を持って打席に立てていた」という喜びの声を上げた

破竹の勢いで打率・411を記録

太田選手は、7年目の今季、3、4月で打率・411、4本塁打、18打点という素晴らしい成績を収めた

特に4月中に39安打を記録し、1984年4月のブーマー選手及び2003年9月の谷佳知選手が持つ球団右打者による月間最多記録に並んだ

これは、選手にとって非常に大きな成果であり、打撃技術の向上を示す一例となる

開幕前の不調からの復活劇

太田選手は3月28日のソフトバンクとの開幕戦で、初打席にて左翼席へ2ラン本塁打を放った

この一打がきっかけとなり、「正直、開幕の時はあまり状態が良くないなと思っていた

良くない中で(本塁打が)出てくれたので、気持ちが楽になった」と振り返る

オープン戦では13試合で打率・162という低迷を強いられたが、開幕を迎えるにあたり、ロングティーなどの打撃練習を徹底的に見直したことで復調へと繋がった

今後の目標と展望

現在、打率でリーグトップに立っているが、「そこを見すぎちゃうと(数字が)落ちてきた時に焦る自分がいると思うので、そこは気にせずやりたい」と冷静な姿勢を保っている

さらに、「月間MVPの次に見据えるタイトルの一つに二塁手のベストナインを掲げ、大事なのは試合に出続けることで、けがなく1年を通して活躍できるよう努める」と意気込みを語った

太田選手の月間MVP受賞は、チームにとっても大きな励みとなる出来事です。選手が復調した背景には、自身の努力や準備があったことが見て取れます。これからのシーズンでも活躍が期待され、彼の今後の成長に注目が集まります。
キーワード解説

  • NPBとは?日本野球機構(Nippon Professional Baseball)の略称で、日本国内におけるプロ野球の運営団体を指します。
  • 月間MVPとは?月ごとの最も優れた選手に贈られる賞であり、その月に特に活躍したプレイヤーを称えるものです。
  • 打率とは?バッティングの成績を示す指標で、安打数を打数で割った数値を表します。高ければ高いほど、選手の打撃力が高いことを意味します。
  • ベストナインとは?各ポジションごとに最も優れた選手を選出し表彰するもので、その年の成功した選手を称えるシステムです。

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