この日の試合で、三塚は3軍から昇格し、イースタン・リーグの西武戦に「6番・一塁」のポジションで先発出場
第2打席では、相手先発投手の篠原が投じる変化球を見事に捉え、右前にヒットを放った
三塚の初安打は、記念球として巨人ベンチに送られ、攻撃終了後にはチームメイトから祝福の声が上がった
試合後、巨人の2軍監督である桑田氏は、三塚について「声も出しており、守備も良かった
怪我から復帰した選手だけに、さらなる成長を期待している」と述べ、今後に対する期待感を表明した
三塚琉生は、群馬県の桐生第一高校から2022年の育成ドラフトで6位指名を受けて入団した選手で、その特徴は豪快なフルスイングにある
ところが、彼は入団初年度の2023年6月に左膝の後十字靭帯損傷および内側半月板損傷という大きな怪我を負い、約1年間の実戦離脱を余儀なくされた
しかし今季は3軍戦で主に4番打者を任され、打率3割5分1厘、2本塁打、11打点を記録するなど、復活を印象づけている
三塚琉生選手の公式戦初安打は、彼の努力と復活の象徴であると言えるでしょう。特に、怪我からの復帰を果たした選手が初安打を記録することは、チームにとっても大きな励みとなる要素です。桑田監督の期待を背負い、今後の成長が楽しみです。
ネットの反応
育成選手の三塚琉生が二軍に初昇格したことに関連して、ファンから様々なコメントが寄せられています
特に、彼が吉村二世と称されることに触れ、「頑張ってほしい」といった応援の声がありました
また、育成選手としての可能性を期待する意見が多く、支配下登録を果たしてもらいたいとの願望が強く表現されています
具体的には、「育成のうちは楽しみな選手が多いが、支配下になると伸び悩む選手が多い」や、「焦らず見守ろう」といった長期的な成長を期待するコメントが印象的でした
さらに、彼の外見に対する肯定的な意見も見られ、「長嶋っぽい」「顔がナイス」といった形で、将来のスター選手としての素質を強調する声が多数ありました
中には、「打撃でカバーしてほしい」と、守備に不安があることを指摘した意見もありましたが、全体的にはポジティブな評価が支配しています
特に、ソフトバンクの柳田選手に例えられる豪快なバッティングに期待が寄せられ、「ジャイアンツの中で唯一岡本選手くらいのパワーを持っている」とのコメントで彼の能力が高く評価されています
このように、ファンたちの期待は大きく、三塚選手が今後どのような成長を遂げるかに注目が集まっています
ネットコメントを一部抜粋
一部で吉村二世とか言われてた選手だったかな
育成のうちは楽しみな選手が多いね
どことなく現役時代の長嶋さんに似てますね
明日10日が誕生日らしいな
打席に立つと腕と下半身の太さが他の選手と違うのがはっきり分かる
キーワード解説
- 育成選手とは?:育成選手とは、プロ野球チームにおいて育成目的で契約された選手のことです。通常の選手よりも契約条件が異なり、特に若手選手が成長するための時間を確保するために存在します。
- 変化球とは?:変化球とは、投手が投げる際にボールの回転や角度を変えて、打者の打ちにくいボールを投げることを指します。スライダーやカーブなどがその例です。
- 後十字靭帯とは?:後十字靭帯とは、膝関節内にある靭帯の一つで、骨と骨をつなぐ役割を果たしています。特にスポーツ選手にとって重要で、損傷すると大きな影響を及ぼすことがあります。

