大野氏は、通算148勝138セーブを記録しており、3度の日本一と5度のリーグ優勝に貢献した名選手です
特に“7色の変化球”と呼ばれる多彩な球種でバッターを翻弄しました
また、この番組では、大野氏が彼の憧れである投手・江夏豊氏との出会いについても詳しく語られています
「憧れの人」江夏豊氏との運命的な出会い
1978年、大野氏がプロ2年目を迎えたシーズンに、伝説的な投手である江夏豊氏が南海(現・ソフトバンク)から広島に金銭トレードで移籍してきました大野氏曰く、「江夏さんとの出会いのタイミングが非常に重要」であり、特にその年は大きな刺激となったとのことです
江夏氏は阪神時代にジャイアンツに果敢に立ち向かう姿が印象的で、そのため大野氏は彼に大いに憧れていました
大野氏は社会人時代に江夏氏の背番号28を背負い、江夏・田淵のバッテリーを再現していたと振り返ります
江夏氏が広島に来た際、当時の監督・古葉竹識氏が二人を引き合わせてくれ、その結果、大野氏は江夏氏から多くを学びました
大野氏は、特に投球フォームの改良について触れました
江夏氏から、右手の位置や目標の見極め方について指導を受け、彼のフォームを変えることができたとのこと
これまでの独特なスタイルから脱却し、より効果的な投球が可能となったといいます
このような指導がなければ、大野氏のプロとしてのキャリアにおいて特に重要な年となった1978年は形作られなかったかもしれません
大野氏は、「長くできたのは母の教えも大きい」と感謝の意を示しています
大野豊氏の江夏豊氏との出会いについてのエピソードは、プロ野球という競技の中での人と人との関係の深さを感じさせます。思い描く憧れの選手との出会いが、自身のキャリアに大きな影響を与えることもあるのだと、スポーツの魅力を再認識しました。また、指導を通じて自らの成長を促し、感謝の気持ちを忘れない姿勢も素晴らしいです。
キーワード解説
- レジェンドとは?: スポーツや他の分野において、その道で特に著名で偉大な業績を残した人を指します。
- 金銭トレードとは?: プロスポーツにおける選手移籍の一形態で、選手と引き換えに金銭を受け取る取引のことを指します。
- 投球フォームとは?: 投手がボールを投げる際の身体の動きや姿勢を指し、効果的な投球には重要な要素です。

