セ・リーグの明暗が分かれる5月13日~15日の対戦カードに注目

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
プロ野球セ・リーグでは、5月13日から15日にかけて各球団の注目カードが開催される

特に横浜DeNAベイスターズ、阪神タイガース、中日ドラゴンズ、東京ヤクルトスワローズ、広島東洋カープ、読売ジャイアンツ間の対戦がファンの間で大きな期待を集めている

横浜DeNAベイスターズ対阪神タイガース

横浜DeNAベイスターズは、火曜日の先発としてケイを送り込む予定だ

彼は日本に来てから2年目を迎え、これまでの5試合でQS(Quality Start、6回以上自責点3以下)を達成している

このうち4試合ではHQS(High Quality Start、7回以上自責点2以下)を記録するなど、その安定感は特筆に値する

この試合では引き続きの好投が期待されており、チームを勢いに乗せる一因となることが求められる

一方、現在リーグ首位の阪神は、森下翔太と佐藤輝明の二人が好調を維持している

特に森下は5月4日から4試合連続本塁打を成功させており、過去のDeNA戦では打率.320、OPS(On-base Plus Slugging).890という好成績を残している

今カードでも彼の活躍が期待される

中日ドラゴンズ対東京ヤクルトスワローズ

中日ドラゴンズは、2連戦の初戦に三浦瑞樹を先発させる

前回登板では5回2失点を記録し、プロ初勝利を獲得

今回は試合を作るだけでなく、6回以上の投球で中継ぎ陣の負担を軽減することが期待されている

反面、現在最下位のヤクルトでは、茂木栄五郎が中日戦で打率.375、出塁率.500、長打率.563という好成績を残しており、今カードでも彼の打撃がチームの浮上につながるか注目されている

広島東洋カープ対読売ジャイアンツ

広島では末包昇大が注目選手として浮上している

巨人戦では今シーズン6試合に出場し、打率.370、1本塁打、6打点、OPS.948という素晴らしい成績を残している

また、得点圏打率.750と、高い勝負強さを誇っている

末包の前に走者をどれだけ出せるかが試合の鍵を握るであろう

2位の巨人は、初戦の先発として戸郷翔征を予定しており、二軍での調整を経た後の前回登板で6回3失点(自責2)となったものの、復調の兆しを見せている

今回の登板で完全に復活できるか注目が集まる

今期のセ・リーグでは、横浜DeNAと阪神の対決をはじめ、各球団の選手が注目のパフォーマンスを見せている。このような競争がチーム全体の士気を高め、観客にも楽しさを提供している。特に若手選手の活躍が目立つ中、今後の試合でどのように成長していくのか、その点にも見逃せない。
キーワード解説

  • QS(クオリティスタート)とは?:投手が6回以上投げ、自責点3以下で試合を終えることを指します。
  • HQS(ハイクオリティスタート)とは?:投手が7回以上投げ、自責点2以下で試合を終えることを示します。
  • OPS(オンベースプラススラッギング)とは?:打者の出塁率と長打率を合算した指標で、打撃の総合力を示します。

SNSでもご購読できます。