上茶谷は今年2月に「右肘関節クリーニング手術」を受け、その回復具合が注目されていました
実戦形式登板の詳細
この日、上茶谷はチームメイトの近藤健介選手と周東佑京選手を相手に、合計43球を投じました特に、近藤からは133キロのツーシームを投げて空振り三振を奪うなど、技術的な手応えを示しました
このツーシームはボールに横の動きを加えたもので、打者が捉えにくい投球スタイルです
上茶谷は、その際に「しゃっ!」と絶叫し、充実した気分を表現しました
先輩との会話
さらに、投球を行う前に近藤選手との会話も明かしました「投げる前から、近藤さんに"三振したら俺はまだ1軍に上がれない"と言われていた」と述べ、実際に三振を奪った後には「まだ1軍上がれないですね」と、ムードメーカーらしく軽いジョークを交えました
このやりとりに対し、近藤も「三振しちゃいました
球は良かったですね」と上茶谷の投球を称賛しました
今後の展望
上茶谷は、実戦形式での登板を経験したことで、今後の試合に向けた準備が整いつつあると言えます今後の登板が期待される中、さらに良い結果を残し、1軍昇格を狙う姿勢が見られます
上茶谷選手の復帰には多くの期待が寄せられています。手術後初の実戦登板は、さまざまな意味で精神的な自信を与えたと考えられ、今後のパフォーマンス向上に繋がるかもしれません。また、チーム内での良好な関係も、彼の成長に寄与しているでしょう。
キーワード解説
- ツーシームとは?ツーシームは、投手がボールを縫い目に沿って投げることで、横に動く特徴を持つストレートです。打者にとっては捉えにくい投球方法です。
- 右肘関節クリーニング手術とは?これは、右肘の関節内にある不要なものを取り除く手術で、通常は痛みを軽減し、投球をスムーズにする目的で行われます。

