楽天・西口が通算1003日ぶりの勝利で見せた感動の復活劇

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◇パ・リーグ 楽天4―3ロッテ(2025年5月13日 楽天モバイル) 15日の試合で、楽天イーグルスの投手・西口が大きな注目を浴びた

9回の同点時に5番手として登板した西口は、見事な投球を見せ、2三振を奪って見事に3者凡退を達成

その結果、楽天は裏の攻撃でサヨナラ勝ちを収め、試合が終わった時点での西口の喜びの声は、球場全体を明るい雰囲気に包んだ

この勝利は、西口にとって特別な意味を持つ

彼は2022年の8月以来、実に1003日ぶりの勝利を収め、そのお立ち台で「うれぴー」と叫び、感動の表情を浮かべて観客の前に立った

西口は昨年、61試合に登板して30ホールドを挙げたが、その後、2023年9月に受けた右肘の内側側副じん帯再建術(通称トミー・ジョン手術)が彼のキャリアに大きな影響を与えた

この手術は、選手の腕の使い過ぎや怪我が原因で行われることが多く、復帰が困難とされるケースも少なくない

彼は1年後の2025年2月に支配下契約に復帰し、これまでの11試合で防御率0.00という驚異的な成績を残している

サヨナラの瞬間、西口は「浅村さんに大外刈りされたけど、それもめちゃくちゃうれしかった

心の中は(うれしくて)泣いてました」と語り、その瞬間が自分にとってどれほど特別だったのかを伝えた

西口の復活劇は、多くのファンや仲間にとって感動的な瞬間であり、今後の活躍への期待が高まる

西口選手の復活劇は、ただの勝利以上の意味を持っています。彼は長い間のリハビリを経てついに復帰し、素晴らしいパフォーマンスを発揮しました。その姿は多くの若い選手にとっても大きな励みになるでしょう。これからの試合でも、彼の頑張りに期待が寄せられます。
キーワード解説

  • トミー・ジョン手術とは? 肘の内側側副じん帯を修復するための手術で、特に野球選手に多く見られる治療法です。
  • ホールドとは? 投手が試合中にリードを保ったまま登板することを指し、チームの勝利を助けた数を表しています。

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