観客席からの黄色い声援とともに登場した中島は、13番のユニフォームを身にまとい、マウンドに向かいました
ファーストピッチとは、試合開始前に選手以外の特別なゲストが投げる一球のことで、特別な意味を持ちます
この際、中島のキャッチャー役を務めたのは、彼の熱心なファンと公言する若手捕手の田宮裕涼（24）でした
中島は大きく腕を振りかぶり、ボールを投げましたが、少し三塁側に外れ、ワンバウンドで田宮のミットに収まりました
投球後、2人は抱擁し、スタンドからは甲高い悲鳴のような歓声が上がりました
中島は、「田宮選手にはライブにも来ていただきました
今日は田宮選手やファイターズの皆さんが100％輝くステージですので、100％輝く瞬間を応援したい」とコメントし、エールを送りました
この日は教育旅行や課外活動を行う学校単位での観戦客も見込まれており、3日間連続の平日デーゲームの最終日となりました
一部のSNSでは、「学校行事で野球を観る中で中島健人が登場したら、ビビるだろうな」というコメントも寄せられています
なお、吉田賢吾捕手（24）は入団会見で「ケンティー」と中島の愛称について言及しましたが、田宮の存在を知る家族からの提案を受け、「出しゃばらないように」と「ヨッシー」に変更して、スタメン出場しています
今回の中島健人によるファーストピッチは、観客にとって特別な体験となりました。彼がファンとの絆を強調し、場を盛り上げたことは、試合に新たな活力をもたらしました。また、教育旅行の観客が関心を持つことで、次世代に野球の魅力を伝える絶好の機会ともなりました。
キーワード解説
- ファーストピッチとは？ 開催前に特別ゲストが試合開始の象徴として投げるボールのこと。
- ユニフォームとは？ プロ野球選手が着用するチームの標識として、選手の番号や名前がプリントされたスポーツウェア。
- エールを送るとは？ 勇気やフィードバックを通じて他者を支援すること。
