広島東洋カープ、主力選手復帰で戦力強化を図る

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広島東洋カープ、主力選手が復帰し戦力充実

広島東洋カープは、ケガにより戦線を離脱していた選手たちが復帰し、一軍登録を果たしました

モンテロ選手と秋山翔吾選手が5月13日に一軍に戻り、開幕戦にスタメン出場したことで、チームはベストメンバーに近づきました

坂倉将吾選手も、3月上旬に右手中指を骨折し、開幕一軍を逃したものの、復帰が果たされました

この結果、上位進出への期待が一層高まってきています

なお、ここで記載する選手の成績はすべて、秋山選手とモンテロ選手が復帰した5月13日時点のものです

主軸となる3選手を欠きながらも、勝率5割をキープしているのは、特に投手陣の奮闘によるものですが、打撃陣には開幕早々に訪れたピンチをチャンスとする選手もいれば、なかなか活かしきれない選手もおり、その状況は様々です

捕手としては、坂倉選手の不在に伴い、石原貴規選手が15試合、會澤翼選手が10試合で先発マスクを被りました

開幕スタメンとなった會澤選手は、森下暢仁選手と大瀬良大地選手の先発試合に出場しましたが、森下の試合では9番での起用であり、打撃面では期待が薄い状態です

5月13日時点での會澤選手の打撃成績は、打率.167、0本塁打、1打点と、かつての「打てる捕手」としての姿が見られません

一方で、石原選手は2021年に4本塁打、昨季も3本塁打を記録した長打力がウリですが、打率.180、0本塁打、2打点と、打撃面では持ち味を発揮できていない様子です

第3捕手として開幕一軍入りした磯村嘉孝選手は、スタメン出場がほとんどなく、6試合の出場も実質マスクを被ったのは1試合のみと、代打での起用が中心でした

この中で成功を収められず、5月12日に登録抹消となってしまいました

復活が期待されていた実力者ではありますが、出番も非常に少なく、現在のチャンスを生かすことができませんでした

また、開幕後わずか3試合で故障が影響したモンテロ選手のポジションには、主に堂林翔太選手と田村俊介選手が起用されています

堂林選手はモンテロ選手の後任として4番に座ったものの、打率.207、1本塁打、4打点と、期待されたほどの結果を残せていません

広島東洋カープの主力選手が復帰したことはチームにとって大きなプラス要素です。復帰によって選手間の競争が生まれ、チーム全体の士気も向上するでしょう。しかし、復帰した選手たちが期待通りの活躍をするかどうかも注目されます。
キーワード解説

  • 復帰とは?選手がケガや病気から元の試合に戻ることを意味します。復帰が果たされることで、チーム全体の戦力が強化されます。
  • 勝率とは?試合に勝った回数を試合数で割った割合のことです。勝率が高いほどチームの成績が良いことを示します。
  • 捕手とは?野球で投手の後ろに位置し、ボールを受け止める役割を持つ選手です。捕手の能力はチームにとって非常に重要です。

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