この勝利により、ソフトバンクは4カード連続で勝ち越しを決めた
小久保監督は、就任以降すべての公式戦で4番の打順を担ってきた大砲・山川を、この試合では7番に下げた
山川は打率が1割台と苦しんでいたが、六回には勝利を決定づける飛距離125メートルの8号2ランホームランを放ち、そのパフォーマンスを発揮した
小久保監督は試合後、「4番の中村と5番の柳町が先制点を取ったのも良かったが、山川の一発が本当に大きかった」とその働きを称賛した
一方で、打順変更については「かなり悩みました
2週間ほど葛藤がありました」と振り返り、「監督の仕事は答えのないところに決断を下すこと」と語った
前日の試合後にこの決定を下し、練習前に山川に伝えたという
小久保監督は、「主力選手が不在の中で、山川が1人で背負っている姿が強く見えたため、この打順変更を行った」と明かした
さらに、「もう少ししたら主力も戻ってくるので、違う攻撃のオーダーも組める」と期待を寄せている
今回の試合では、打順が変更された中村もマルチ安打を記録し、新たにトレードで加入した秋広選手も移籍初安打を放つなど、ソフトバンクの豊富な戦力を感じさせる一戦となった
今回の試合での打順変更は、選手の調子や対戦相手を考慮した戦略的な決断であり、監督の手腕が光っています。特に山川選手がコンディションを上げてきたことは、今後の試合に向けた大きなプラス要素になると言えるでしょう。
ネットの反応
ソフトバンクの小久保監督が打線を大幅に組み替えた結果、選手たちが持つ能力を最大限に発揮できたことが多くのファンの間で評価されています
特に、4番から外れた山川選手がホームランを打ち、新4番の中村選手がマルチ安打を記録したことに関するコメントが多く見受けられました
多くのファンは「勝利がありがたい」としつつも、次の試合に向けた期待を寄せています
他方で、小久保監督は選手起用に悩んでいた様子があり、選手たちの心情についても考慮すべきだという意見も多く寄せられました
さらに、監督が長い間悩んだ末に打順を決めたことについては、決断力の欠如が問題視されるコメントもありました
また、選手にとってはメンバーの組み替えによってパフォーマンスが向上したとの意見があり、特に若手選手に期待する声も増えています
「プロは結果で応えるもの」という観点から、若手選手を外してほしくないとの意見もありました
さらに、選手の精神面の支えや環境整備に関するコメントも見られ、ファンは選手が自身の実力を発揮できるような環境を望んでいることが伺えました
ファンの間では、小久保監督の采配に対する期待と同時に、選手たちの調子に応じた柔軟な対応を求める声が多く上がり、今後の試合に向けた展望が広がっています
勝利を重ねることで選手たちの自信が高まり、チーム全体の士気が向上することを願うコメントが数多く寄せられていました
ネットコメントを一部抜粋
アキラくんもあぐーも良かった 勝利はありがたいけど イサミが心配過ぎる
本当に、何が正解か分からず様々なことに配慮しなければならない中で2週間も悩まれたのには頭が下がります
これだけのチームなので、もっと責任感じで采配を。
シーズン通して打順を固定しなければいけないルールなんてないんだから、選手の調子に合わせて柔軟に対応すればいい。
昔からだけど、晃の打順に対するユーティリティ性は凄いね。
キーワード解説
- 打順:野球において、選手が打席に出る順番を指します。打順によってチームの得点力や戦略が大きく変わるため、監督の重要な決断の一つです。
- ホームラン:バッターがボールを打ち、外野のフェンスを越える打球を指します。得点が無条件で入るため、チームにとって非常に貴重な得点手段です。
- マルチ安打:1試合で2本以上の安打(ヒット)を打つことを指します。選手の打撃好調の指標であり、しばしば高い打撃能力を示しています。

