チームリキッドのルーカス・ディアス選手が広島原爆画像投稿について謝罪

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世界トップクラスのeスポーツチーム、チームリキッド(TeamLiquid)に所属するブラジル人プレーヤー、ルーカス・ディアス(23)が際どい内容をSNSに投稿し、物議を醸しています

彼は、14日に行われた世界大会で日本のチーム「CAG」に敗北した後、日本時間16日にX(旧ツイッター)で広島原爆投下に関するGIF画像を投稿しました

この投稿は直ちに批判を呼び起こし、ディアス選手は次第に厳しい反響を受け、該当のポストを削除

その後、謝罪文を発表しました

謝罪文では、「前回の敗戦後の投稿について、心よりおわび申し上げます

GIF画像の使用は大きなミスであり、多くの方に不快な思いをさせてしまったことを、深くおわびいたします」と述べました

さらに、彼は「意図的ではなかったが、文脈と選択が不適切であったことは認識しております」と釈明し、直接CAGの選手たちにも謝罪したことを報告しました

ディアス選手は自らの行動を振り返り、「特に日本のファンの皆様に謝罪します

我が国における日本人コミュニティーの強さと重要性を認識しており、投稿にあたってはより慎重かつ責任ある行動を取るべきでした」と述べ、今後の行動についても「より多くのことを学び、思慮深く行動することを約束します」と結びました

一方で、この投稿に関してはコミュニティノート機能を通じて、「彼の選んだGIFはBBCによる広島原爆投下の再現から引用されたもので、無知を理由とするのは合理的ではない」という声も挙がっています

この件について、SNS上では「完全に一線を超えた」といった厳しいコメントや「本人は謝罪しているので許してあげるべき」との意見が交錯しています

今回のルーカス・ディアス選手の投稿は、多くの人々に不快感を与えましたが、それぞれの意見が異なり、許すべきか許さざるべきかという議論を呼んでいます。文化や歴史に対する理解が深まることで、今後このような事例が減ることを望みます。
ネットの反応

南米のeスポーツ選手が、広島原爆に関する不適切な発言をしたことが問題視されています

この選手は「不快な表現は意図せず」と謝罪を行いましたが、ネット上では多くの批判の声が上がっています

コメントの中には、謝罪で済まされる問題ではないという意見や、発言には責任が伴うことを主張する声が多く見られました

また、選手の発言が無知であったことを指摘し、教育や歴史認識の欠如について言及する人もいました

さらに、原爆という重大な歴史を軽んじることには許可できないという意見もあり、多くの読者が選手の意識の低さを嘆いていました

スポーツ界全体のイメージにも影響を及ぼす可能性があり、関わった選手やスポンサーの責任についても言及されました

このように、多くのネットユーザーは、日本人として原爆の悲劇を軽視することに強い不満を抱いており、教育や国際理解の重要性を訴える意見が目立ったコメント数となっています

ネットコメントを一部抜粋

  • 謝って済むならたぬかなも許される訳で
  • ブラジルなんて日本人移民の子孫がたくさんいるのに、そんなことも知らないのか?
  • 発言には責任を持て
  • このデリカシーの無さは教育の問題として…
  • 謝って済むことではない
キーワード解説

  • eスポーツとは? eスポーツは「エレクトロニックスポーツ」の略称で、ビデオゲームを用いて行われる競技を指します。プロの選手たちは、チームを結成し、様々なゲームタイトルで勝負をします。
  • GIF画像とは? GIFは「Graphics Interchange Format」の略で、動きのある画像を簡単に表示できる形式です。アニメーションの短い動画を作成するためによく使われます。
  • コミュニティノートとは? コミュニティノートは、SNSやオンラインプラットフォームで投稿に対する意見や反響を集計し、情報の正確性を判断するための機能です。
  • CAGとは? CAGは「Crazy Assembly Gaming」の略で、日本を拠点とするプロeスポーツチームで、さまざまなゲーム分野で活動しています。

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