強力な投手陣のグリフィン、大勢、マルティネスによるリレーにより、今季３８試合で９度目の完封負けを喫した
試合の唯一の得点は、悔やまれる守備のミスから生まれた
元プロ野球選手であり現評論家でもある荒木雅博氏（４７）は、この失点を「二遊間（にしゅうかん）と高橋宏の連携ミス」と指摘した
試合の流れとミスの内容
試合は０―０で迎えた２回に、先頭のキャベッジ選手に右前打を許した後、増田陸選手を狙いスプリットを落とし投ゴロに打ち取ったこれは典型的な併殺（あいしょう）コースであったが、高橋宏選手が二塁へ悪送球をしてしまった
結果、無死一、二塁となり、続く中京大中京高の同級生、中山選手に中前へ先制適時打を打たれてしまった
高橋宏のプレーの分析
高橋宏選手は、走者一塁になった時点でバントや投ゴロを想定していたはずです増田陸選手を追い込んでバントの可能性がなくなり、選択肢は投ゴロのみとなり、実際にそのような打球が飛んできた際の連携が不十分でした
荒木氏は、「高橋宏が視線をショートの方に向けていたように見える」と語り、併殺が取れる場面でのミスを悔やんでいました
今後の課題
「高橋宏は投球自体は良かった」と荒木氏は評価する一方、「ベースの上に投げておけば、二遊間のどちらかがカバーしてくれるはず」と、連携の強化を求めました試合の影響
この試合は中日にとって非常に痛い敗北となり、今後の戦績にも大きな影響を及ぼす可能性があります今回の試合は中日がルールの基本を見直さなければならないことを示しています。ミスが直接的な敗因となることがあるため、彼らは今後の連携確認が重要です。
ネットの反応
中日の守備ミスについてのコメントは、選手間の連携不足や練習不足を強調するものが多数寄せられました
特に、高橋宏の送球エラーが試合の流れを変えたとして、痛恨のミスと見なされています
一部のファンは、かつての名選手アライバ（荒木・井端）のような安定感がないことを嘆いており、守備の基本が欠如しているとの指摘も目立ちました
具体的には、高橋の送球が逸れたケースが繰り返されており、その理由として彼の投げ方の問題や、振り向きざまに送球することが苦手であることが挙げられています
また、二遊間を頻繁に変えることで連携が取れなくなり、ミスを招いているのではないかとの意見もありました
ネットコメントを一部抜粋
1点も入らなくては、いつまで経っても勝てません。
二遊間にアライバがいてくれたらこんなことは起きなかった。
あそこで1点入れられた時点で0-1敗戦を察した中日ファン結構いるのではないでしょうか。
本当に不甲斐ない。0点で勝てるわけがない。
全体的に基本的なことができてないんだから弱いチーム。
キーワード解説
- すりー・かー：三振、フォアボール、併殺の３つで構成される守備の基本的なスタイルを指します。
- グリフィン：中日の先発投手であり、驚異的な球速とキレのあるスライダーを武器にしています。
- 投ゴロ：ピッチャーがバッターの打ったボールを捕り、走者をアウトにするプレーを指します。
