現在、ロッテはパ・リーグ最下位に沈んでおり、39試合を消化した時点で借金が11に達するなど、厳しい状況が続いている
主な原因は、リーグで唯一の総得点が100未満という貧打にある
一方、守備面でもチームの総失点数は139とリーグで5位にとどまっており、守りの面でも低迷している実情がある
特に注目すべきは「チーム許盗塁数」で、ロッテは今季ここまでの被企図数が43に達しており、盗塁阻止はわずかに2回
そのうち、捕手が刺したのは3月29日のソフトバンク戦で、1回の試合で周東を刺しただけだった
加えて、4月8日の西武戦では、牽制で誘い出した走者を挟殺でアウトにした場面があったが、それ以外にはほとんど成功がない
21日のオリックス戦でも盗塁を許し、チーム捕手の盗塁阻止率は驚異的に低く「・023」（1／43）に留まっている
この状況は、12球団中で最も深刻だ
吉井監督は5日の楽天戦後、「ダメージは大きい？そんなことはないです」と盗塁の影響を否定したが、この深刻な数字を無視することはできない
ロッテの光山英和一軍・二軍統括コーチは、この問題に関して「これはバッテリーコーチからしたらショックな数字だ」と発言
盗塁を許したバッテリーに聞き取りを行い、プロの基準として、投手のクイックモーションは1.25秒が基準であること、捕手の送球が2秒以下であるべきだと説明した
ロッテの捕手である佐藤は、2022年には阻止率リーグトップを記録しており、肩が弱いわけではない
しかし、現状では「ノーチャンスの場面が多い」と光山コーディネーターは指摘しており、投手のモーションの動きに問題がある可能性も考えられている
今後、ロッテはこの盗塁を許す状況から脱却できるのか、注視が必要だ
ロッテの盗塁を許している現状は非常に厳しい。盗塁阻止率が歴史的に低く、監督やコーチたちがその原因を分析しているのが伺える。このままでは試合での勝利が遠のく可能性が高い。選手たちが抱えるプレッシャーも変わらず、改善される兆しも見えない。チームとして一丸となってこの困難を乗り越えられるか、期待したい。
ネットの反応
ロッテが盗塁を阻止できない理由について、ファンの間で多様な意見が寄せられています
特に、今年のシーズンは盗塁阻止率が非常に低く、周東選手を刺した開幕カード以降、1度も盗塁を阻止できていないという事実に驚く声が上がっています
投手のクイックや捕手の肩の問題だけでなく、チーム全体の技術や戦略にも疑問が持たれています
例えば、捕手の送球の精度やスローイングスピードが問題で、他球団に比べて鈍速だとの指摘もありました
さらに、打線の貧弱さから盗塁の数もリーグワーストであることがさまざまなコメントで指摘されています
ファンはこの状況を憂いており、チームの問題点が多すぎると感じている様子が伺えます
また、特定の選手だけでなく、整体的にチーム構成やスタッフの選び方にも疑問が呈されています
首脳陣やコーチ陣の資質についても疑問を抱くコメントが多く、改善が求められている状況です
ファンの失望感や不安から、首脳陣や選手たちには一層の責任感が求められていることは明らかです
ロッテファンは、来年に向けてチームに必要な改革を望む声が高まっています
ネットコメントを一部抜粋
開幕カードで周東選手を刺したあの時から1度も盗塁阻止できていなかったんですね。
何か対策を講じてほしいところですが…
今年はいいところ一つもない。
盗塁阻止率がリーグワースト。
ファンのフラストレーションは限界を突破しています。
キーワード解説
- 盗塁とは？：盗塁は、走者がバッターが打っていない間に次の塁を目指して走ることを指し、相手側がその走者を刺すことができない場合は成功となります。
- 盗塁阻止率とは？：盗塁阻止率は捕手が盗塁を阻止した回数をもとに算出される比率で、盗塁を企図された回数に対する成功数で計算されます。
- クイックモーションとは？：クイックモーションは、投手が走者を気にして素早く投球する方法で、投手が塁上の走者を抑えるために利用されます。
