プロ野球界で苦境のベテラン選手、今季の一軍出場がない理由とは?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
プロ野球の世界では、常に新たな戦力が登場し続けており、過去の実績がある選手であっても、一軍の試合に出場し続けることが困難な状況にある

本シーズンも開幕からおよそ2か月が経過したが、一軍出場がないベテラン選手も目立つ

その中から、特に厳しい立場にある選手、読売ジャイアンツの小林誠司選手に焦点を当てる

小林誠司選手の背景

小林誠司選手は、1989年生まれの右投右打の捕手であり、身長178cm、体重86kgと、捕手としては標準的な体格を持つ

彼は広陵高校から同志社大学を経て、日本生命を経て、2013年のドラフトで読売ジャイアンツに1位指名で入団した

プロ入りから期待を背負っていた彼は、プロ3年目の2016年には正捕手の座を手にし、129試合に出場

規定打席もクリアしたものの、打率は.204、ホームラン数は4本という成績だった

守備面での実績

小林選手は、2016年から4年連続でリーグトップの盗塁阻止率を記録するなど、守備面で高い評価を受けている

しかし、打撃面では低迷が続き、2020年シーズンにはわずか10試合の出場で打率.056という極端な成績を残した

このような状態が続く中、若手選手の台頭が影響し、彼の一軍出場が減少していった

新たな競争相手

今シーズンは、福岡ソフトバンクホークスから甲斐拓也選手が加入したこともあり、選手層の厚みが増している

大城卓三選手などの他の競争相手もおり、小林選手は現在、一軍への道が非常に厳しい状況に直面している

そんな中、小林選手はファームでのパフォーマンスを向上させ、一軍昇格へのアピールを狙っている

小林誠司選手は、ずっと一軍で活躍してきた選手ですが、着実に若手選手が台頭してくる中、一軍出場がないという厳しい現状に直面しています。彼の経験や守備力は魅力ですが、打撃力の低下が影響している点が気になります。今後のプレーでの復活を期待したいところです。
キーワード解説

  • プロ野球とは?プロ野球は日本プロフェッショナル野球組織が運営するプロフェッショナルな野球リーグで、12チームが参加しています。
  • 捕手とは?捕手は野球のポジションの一つで、ピッチャーとバッターの間に位置してボールを受け、相手の走者をアウトにする役割があります。
  • 盗塁阻止率とは?盗塁阻止率は、キャッチャーが盗塁を成功させずにアウトにした走者の割合を示す指標で、守備能力を測る重要な統計です。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。