阪神が巨人に敗北、デュプランティエ投手は力投も白星を逃す
◇プロ野球 セ・リーグ 阪神ー巨人(22日、甲子園球場)阪神は巨人相手に今季4カード目で初めて負け越しました先発のデュプランティエ投手は力投を繰り広げ、初回は三者凡退で抑え、順調なスタートを切りますが、2回にピンチを招きました
2回の先頭バッター、キャベッジ選手に対して、デュプランティエ投手は7球を投げ込み内野安打を許すと、その後甲斐拓也選手にもヒットを浴びて1アウト1・2塁の状態に
続く泉口友汰選手には失投となったカットボールを痛打され、ライト線にタイムリーヒットを許しました
このように、カットボールは投手がボールを切って投げることで、バッターにとっては打ちづらい球種の一つですが、狙いどおりに投げられないと失点につながることがあります
それでも、デュプランティエ投手はその後の展開で持ち直し、ショートゴロと見逃し三振に取って最少失点に抑えます
すると、直後の攻撃で大山悠輔選手が外角高めのカットボールを捉え、4月23日以来の今季2号2ランホームランを放ち、すぐに反撃に成功しました
3回に無死満塁のピンチを迎えたデュプランティエ投手は、なんと三者連続三振を奪い、見事なピンチ脱出を果たします
6回には自己最多の99球を投げ、被安打6、9奪三振、1失点という内容でマウンドを降りました
7回から登板した及川雅貴投手は、代打のヘルナンデス選手をわずか2球で追い込みますが、カウント2-2から失投となったカットボールを打たれ、同点に追いつかれます
8回には、阪神に加入したヘルナンデス選手が来日初ヒットを記録し、四球とフィルダースチョイスでノーアウト満塁のチャンスを迎えましたが、継投した田中瑛斗投手が打者を抑え、勝ち越しのチャンスを逃しました
試合は2-2で延長戦に突入し、10回にはネルソン投手が笹原選手からヒットを許し、暴投で進塁を許しました
最後の打者、門脇誠選手にアウトコースのチェンジアップを捉えられ、巨人に1点を奪われます
阪神は、先頭打者の佐藤輝明選手がヒットと盗塁でチャンスメイクするも、得点に繋げられず、4カード目で初めて巨人に負け越しました
今回の試合では阪神の投手陣が見事に奮闘したものの、最終的には巨人に競り負けたことが大きなポイントです。特にデュプランティエ投手は、良い投球を見せたにも関わらず、打線の援護が足りずに白星を逃しました。これからの試合に向けて、阪神の打撃陣の奮起が期待されます。
ネットの反応
阪神が巨人にカード負け越しを喫した試合について、多くのコメントが寄せられました
コメントの中では、試合の選手交代や采配に不満を持つ意見が多く見られ、特に采配ミスを指摘する声が目立ちました
「ノーアウト満塁無得点はベンチの責任」といった具体的な指摘や、試合中の選手の能力について疑問を呈するコメントが続出しました
たとえば、「梅野坂本を信用しまくって負けてる」という意見や、「ネルソンはやっぱダメだ」との厳しい見方もありました
さらに、「今年の近本、中野の調子がいい日が少ない」といった選手のパフォーマンスに関する意見も見受けられました
一方で、試合では大山悠輔のホームランや新加入のヘルナンデス選手の初ヒットに対しては期待感が述べられ、選手層の強化を望む声もありました
ただし、チーム全体の結果には悲観的な意見も多く、特に今後の試合に対する不安も指摘されています
中には「鬼門ナゴヤをこの雰囲気で迎える不安」と表現するコメントもあり、シーズン全体を通してのチームの状況に対する懸念が伺えました
このように、阪神における選手や戦術への疑問が多くのファンに共感を呼び、その一方で新たな才能への期待も同時に見受けられる内容となっています
ネットコメントを一部抜粋
相手の無死満塁をゼロでしのいでこっちの無死満塁をゼロで終わる勝てるわけないって!
梅野坂本を信用しまくって負けてるのダサ過ぎる。
今年は近本、中野のその日その日の調子の高低が凄いな。
采配で勝てる試合は、ほぼ落としてるな。
大山の久しぶりのホームランやヘルナンデスや豊田のヒットなど見どころのあった試合でもあった。
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