なんと、１０人もの選手が１軍と２軍の入れ替えを行うこととなった
新たに１軍に昇格したのは、岩貞祐太投手（３３）、椎葉剛投手（２３）、ドラフト３位の木下里都投手（２４）、ラモン・ヘルナンデス内野手（２９）、島田海吏外野手（２９）である
一方、桐敷拓馬投手（２５）、前川右京外野手（２２）、富田蓮投手（２３）、ジェレミー・ビーズリー投手（２９）、そして楠本泰史外野手（２９）の５選手が出場選手登録を抹消されることになった
この中でも特に注目されるのは、桐敷選手の戦線離脱である
左上肢の筋疲労が原因で、ここまでの１８試合で防御率０．５３という好成績を残していた桐敷選手は、今後の復帰を最短で目指すという
甲子園での練習に参加した桐敷選手は、ノースロー調整に終始し、安藤投手チーフコーチは「少し疲労が見られるため、ここで疲労を取る処置を行う
昨年の登板数が７０試合と多かったため、今回は先を見据えて慎重に行く」とのコメントを寄せている
また、前川選手は、今季ここまでの成績が打率・２３７、０本塁打、８打点という厳しい状況で、打撃不振から２年ぶりに２軍に降格した
「結果が出ていないから落ちたと思う
もう一度、一から見つめ直して頑張りたい」と語り、ウエスタン・リーグのオリックス戦では代打を務め、左前打を放った
前川選手も今後の復調を目指す
今回、阪神タイガースが行った大規模な選手入れ替えは、特に桐敷選手の離脱が大きな影響を与えそうです。桐敷選手は防御率０．５３という素晴らしい成績を残しており、その穴を埋めるのは容易ではありません。前川選手も復調を目指しており、今後の彼らのパフォーマンスに注目が集まります。
キーワード解説
- 防御率とは？ 野球において、投手が与えた自責点を基に算出される数値であり、低ければ低いほど投手の能力が高いとされます。
- 筋疲労とは？ 筋肉に過度の負荷がかかった結果、疲れや痛みを感じる状態を指し、適切な回復が求められます。
