その名は上林誠知外野手(29)だ
彼は5月16日の巨人戦において、1試合で2本のホームランを記録し、自身3度目となる快挙に挑んだ
2打席連続でのホームランは、これまでのキャリアでは初めての経験となる
上林選手は、2019年7月8日の西武戦以来のホームラン2発を放ったが、この日はいずれも巨人のエース、大勢投手からの一発だった
試合後のインタビューで彼は「球の勢いをうまく利用した」と振り返り、力みにも関わらず成功を収めたことに自信を見せた
彼のシーズンは昨オフに福岡ソフトバンクホークスから放出され、中日でのプレーが2年目に入るなど、挑戦の歴史がある
上林はオープン戦で打率.341を記録し、両リーグトップタイの3本のホームランを打つなど、22日の時点で出場41試合で打率.261、5本塁打、20打点を記録している
井上監督も「外せないピース」とその存在感を高く評価している
また、彼は春季キャンプから意識してピンクをテーマにした装飾品を着用し、ファンとのコミュニケーションにも力を入れている
堅実なプレースタイルとユーモラスなキャラクターのギャップが、ファンを魅了している
上林選手は2013年にドラフト4位でソフトバンクに入団し、2018年には143試合に出場、打率.270で22本のホームランを記録した
しかし、その後は度重なる怪我に悩まされ、20年以降はその活躍にブレーキがかかっていた
この苦境からの再起を図る彼は、「昔の自分のスイングを思い出したい」と述懐しており、その意志が実を結ぶ日は近いと感じさせる
今季、中日は細川や福永、村松などが負傷している中で、上林選手が求められる役割は大きい
彼の活躍が得点力不足を打破する鍵となると期待されており、背番号51のプレーに今後も注目が集まる
上林選手の活躍はチームに大きな希望をもたらします。特に、怪我から復活した彼の姿は、多くのファンや若手選手にとって勇気の源となっているでしょう。上林選手がこれからの試合でもこの調子を維持し、チーム全体の士気を高めることができれば、中日の復活が見えるかもしれません。
ネットの反応
中日ドラゴンズの上林選手に関するコメントが多く寄せられています
多くのコメントでは、上林選手の最近の不振についての理解を示す声が多く、「好不調の波は誰にでもある」といった意見が見受けられます
また、彼の守備に関しても「守備は上手い」と評価されており、守備力の高さが打撃に影響を与えない限り活躍を期待しているファンが多いことが分かります
さらに、上林選手が中日に加入した経緯を知っているファンは、彼の意欲や覚悟を評価しています
「自分はまだやれる」という思いでチームに加入したという背景を理解し、今後の成長に期待を寄せる声が大きく、特に打撃スタイルが3番打者に適しているとの意見もあります
一方、一部のコメントでは、他の選手の活躍が求められているとも指摘されており、若手選手の成長やトレードについて考えを巡らせる意見も見受けられます
上林選手に対する期待は高まっているものの、「打率2割」といった成績への不安も指摘されており、今後の試合での活躍が待たれるところです
「ケガしないことだけ祈ってます」といった心配の声も多く、選手自身のケガに対する懸念がファンの間に広がっています
総じて、ファンは上林選手の特性を理解し、彼の力を最大限に引き出すためのサポートを願っている様子が伺えます
彼の今後の活躍次第で中日の打線がどのように変わるのか、引き続き注視が必要です
ネットコメントを一部抜粋
ちょっと打てなくなったら批判する人がおるけど好不調の波なんて誰でもある!
上林が打撃スタイルからしても3番に適任だね。
怪我しないことだけ祈ってます。
上林はともかく、4番どこからか探してこないと。
ここ数試合は調子が落ちぎみのようですが、好不調の波は誰にでもある事です。
キーワード解説
- 得点力不足とは?得点が入らない、または少ない状態を指し、チームの勝利に大きく影響します。
- ホームランとは?野球においてバッターがボールをフェンスの外に打ち飛ばし自ら得点をすることを言います。
- ピンク色がトレードカラーとは?チームのシンボルカラーとして、選手やファンのコミュニケーションを深める役割を果たします。
- 5ツール・プレイヤーとは?打撃、守備、走塁、肩の強さ、そしてバッティングセンスの5つのスキルを兼ね備えた選手のことを指します。

