試合は両軍無得点の3回、1死走者なしの状況で、カウント2-1からヤクルトの吉村投手が投じた146キロの直球を捉え、打球は右翼席中段へ飛び込んだ
このアーチは、打球角度が43度という異例のもので、吉川選手自身も思わず驚きの表情を浮かべた
「(本塁打になり)打った自分が一番びっくりしています
先制できて良かったです」と語った
吉川選手が本塁打を記録した試合では、現在10連勝を続けており、安定した成績を残している
一般的に長打が出る「バレルゾーン」は、打球速度158キロ以上、打球角度26~30度とされているが、吉川選手はその常識を覆し、打球速度170キロで打ち上げた
亀井打撃コーチは「インパクトが強かった
調子は悪くないということだと思う
悪ければ失速しているでしょう」と分析した
また、今季全試合出場を続けており、同じくオフに合同自主トレを行った泉口選手との初のアベックアーチが実現し、お互いの活躍を讃え合う様子も見られた
「今日は泉口が良かった」と後輩を立てた吉川選手は、チームの中心としての役割を果たしている
「明日も試合があるので、3つ勝てるように頑張ります」と意気込む吉川選手
今後も彼の活躍から目が離せない
吉川尚輝選手の驚きのホームランは、その打球角度や速度において常識を超えるものでした。チームの勝利に貢献し、若手選手との交流も見せる彼の姿勢が、ファンにとって魅力的です。今後の成績がどうなるのか、非常に楽しみです。
キーワード解説
- アーチとは?:アーチとは、野球において打球が高く舞い上がって遠くに飛ぶことを指します。特にホームランなどの長打がアーチの代表的な例です。
- バレルゾーンとは?:バレルゾーンとは、野球において打球が理想的な速度と角度で打たれたときに出る、長打になりやすい打撃のエリアを指します。

