巨人・キャベッジ、負傷交代も前向きな姿勢で次戦へ意欲的

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◇セ・リーグ 巨人1―2広島(2025年5月27日 富山) 巨人のトレイ・キャベッジ外野手(28=米国)が27日の広島戦に「4番・右翼」で先発出場

キャベッジは4回に中前適時打を放つも、その直後に自ら交代を申し出て、途中交代となった

この試合でキャベッジは、0―2で迎えた4回、2死二塁での打席に立ち、相手先発の左腕・玉村のカウント2―2から投じられた6球目を捉え、高めの直球を中前に弾き返した

このヒットで出塁した二走・増田陸をホームに迎え入れ、1点を返す重要な役割を果たした

しかし、キャベッジは一塁ベースに到達した直後、ベンチに向かって両手の指をくるくると回し、自らの交代を申し出た

すぐに阿部慎之助監督(46)がベンチを出て代走の若林をコールし、キャベッジは4回途中での交代を余儀なくされた

キャベッジは自打球が右足の甲に直撃した際、通訳とトレーナーが駆け付ける事態となった

試合後、取材に応じたキャベッジは、「アイシングと圧迫の処置はしてもらったんで、負傷した時よりはだいぶ良くなりましたけど、まだちょっと痛みが残ってます」とコメント

自打球の痛みで交代を申し出たかとの質問には「はい」と認めた

キャベッジは、「自打球が当たった直後はプレーを続行するつもりだったんですが、一塁に走る途中で、ちょっと無理だなと思ったので自ら交代を申し出ました」と語り、28日以降の出場については「基本的にはそのつもりでいます」と意欲を示した

巨人には主砲の岡本和真内野手(28)が先日、負傷交代を余儀なくされ、現在は故障班でリハビリ中

キャベッジは10日のヤクルト戦で第93代4番に就任しており、チームにとっても重要な戦力となっている

キャベッジ選手の負傷交代は、選手の自己管理とチームプレーの重要性を再認識させる出来事です。選手自身が無理をせず、次の試合に備える姿勢は、プロフェッショナルとしての意識の高さを示しています。ケガの回復を大事にし、チームにとって欠かせない存在であり続けてほしいです。
キーワード解説

  • その直後の交代とは?試合中に選手が負傷した場合、特に自らの意思で交代を申し出ることを指します。これは、選手の健康やパフォーマンスを考慮し、チームが次の戦略を考えるためにも重要な行動です。
  • 自打球とは?打者が打球を自分の身体に当ててしまうことを指します。これによる負傷は選手にとって非常に痛みを伴うことがあります。
  • 中前打とは?野球におけるヒットの一種で、打球がピッチャーと一塁手の間を抜け、外野の中央にいくことを指します。ここでのヒットは走者をホームに迎え入れる役割を果たします。

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