田中晴也、自己最多タイの快投でロッテの勝利に貢献

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◆パ・リーグ ロッテ6―4オリックス(27日・ZOZO) ロッテの高卒3年目右腕、田中晴也投手がオリックス戦に先発し、自己最多タイの7回を投げて96球を投げ込み、わずか2安打無失点の快投を見せた

これにより、田中はチームの今季トップである3勝目を手にした

快投の裏にある決め球

田中は6回の先頭打者・若月を二飛に打ち取った後、続く広岡をスライダーで空振り三振に仕留め、マウンド上で気迫のガッツポーズを見せた

この決め球となった渾身の変化球について、田中は「今年、自分の中では最近手応えがいい球なので、うまく投げられたんで、そこがうれしかったです」と充実した表情で語った

将来の期待と自信

吉井監督からは、将来的に「中5、6で投げてもらわないと」との期待がかけられており、田中も「早く中6がしたい」と頼もしく応えた

彼の発言からは、自己の成長に対する自信が感じられる

ロジンの使用方法に工夫

田中はマウンド上で1球ごとにロジンバッグを大量に使用する特徴がある

4回の先頭・西川の打席直前には、白い粉がマウンド上に大量に舞い上がり、名幸球審から注意を受けるほどだった

田中は「自分は手汗を人よりかくため、ロジンがないと投げられない」と反省の意を示した

その後は足元近くでロジンを使用するなどの工夫をしているという

選手としての意識
田中はキャッチボールなどからもロジンを使用しており、「バッターに見えづらいと、お互いに対等な勝負ができない」と説明した

彼は自身のプレーの質を高めるために、相手バッターへの配慮を忘れない姿勢を見せた

田中晴也投手の快投は、単なる成績以上のものであり、彼の成長に対する意欲やプレーの工夫が見えました。特にロジンの使用に注意を払い、相手打者への配慮を忘れない姿勢が印象的でした。今後の活躍が楽しみです。
キーワード解説

  • 快投とは?:ピッチャーが優れた投球をし、相手チームに得点を許さない状態を指します。
  • 変化球とは?:ピッチャーが投球の際に、ボールの回転などを変えることで、打者が打ちにくくなるような球のことです。
  • ロジンとは?:野球で投手が使用する粉状の物質で、手に付けることでボールをしっかり握る助けになります。
  • 中継ぎとは?:試合中に先発投手の後を投げる投手のことを指し、試合の流れを維持する重要な役割を果たします。

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