阪神・門別啓人が甲子園初先発で5回無失点、2勝目を飾る

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(セ・リーグ、阪神1-0DeNA、10回戦、阪神5勝3敗2分、28日、甲子園)阪神タイガースの門別啓人投手(20)が、甲子園での初先発に臨み、5回8安打無失点という素晴らしい成績を収め、今季2勝目を獲得しました

門別は地元ファンの応援を背に、ピンチをしのぎながらも得点を許さない力投を見せました

門別の投球内容

試合初回は三者凡退に抑えたものの、2回以降は毎回のように得点圏に走者を背負う苦しい展開

しかし門別は、3回の1死二、三塁でオースティンと宮崎を打ち取り、無失点を維持

五回には無死一、二塁の場面で二直や三振を奪い、さらには遊撃手木浪の好守もあって満塁のピンチを切り抜けました

「抜けていたら絶対(点が)入っていた

先輩方みんなに助けられた」と冷静に振り返りました

勝利の瞬間

門別は五回に代打を送られ降板しましたが、その後近本が先制打を放ち、勝利投手の権利を手にしました

試合を見守っていた藤川監督は、「来週の日本ハム戦での先発権を与える」と評価し、次回も期待を寄せました

彼は「持っている力を、また次で出してくれれば」と述べ、門別の成長を促しました

待望の凱旋マウンド

地元・北海道・日高町での成人式に出席した際から登板を狙っていた門別は、雪辱を誓い「勝てるのは何よりもうれしい

まだ2勝ですけど、ここからどんどん勝ち星を挙げられるように」と述べています

彼は将来、多くの勝利を積み重ね、日本を代表する投手になることを目指しています

若きホープの手に笑顔
試合後、弱冠20歳の門別はトラッキー人形を手にした晴れやかな笑顔でヒーローインタビューを受け、「日本を代表する投手」に向けての強い意志を表明しました

阪神の門別投手が甲子園初先発で印象的な投球を披露し、今季2勝目を上げました。彼のピンチをしのぐ力投が、若き才能の成長を象徴しています。今後の活躍が楽しみです。
キーワード解説

  • 無失点とは?:投手が試合中に相手チームに得点を許さないことを表す言葉。投手の成績や能力を示す重要な指標です。
  • ピンチとは?:野球で、相手チームに得点のチャンスを与えてしまっている状況のこと。特にランナーが得点圏にいる時に使います。
  • 先発投手とは?:試合の最初から登板する投手のことで、一試合で最も重要な役割を果たすことが多いです。

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