ソフトバンク、今宮健太選手が復帰間近—チーム防守力を強化へ
ソフトバンクの今宮健太内野手(33)が29日、ウエスタン・リーグの広島戦(タマスタ筑後)に「3番・遊撃」で先発出場した今回の試合は、今宮が右ヒジ付近への死球の影響で今月1日に登録を抹消された後、選手復帰に向けた重要なステップとなった
試合前には、二軍施設を視察した小久保監督とも言葉を交わし、十分な調整を行った跡での出場となった
今宮は当初、交流戦からの一軍合流プランが計画されていたが、状況が好転し、30日に仙台に移動しチームに合流する見通しとなっている
小久保監督は「31日はいけるでしょう
全然問題ない
足じゃなくて肘なので」と説明し、選手本人も「足のケガではない
あくまでも予定なので、予定は未定ですからね」と冷静に答えた
昇格前最後の実戦となった試合では、5回まで出場したものの安打はなかった
しかし、2度の守備機会できちんとアウトを取り、守備における自信を示した
現在、ソフトバンクは守備におけるミスが目立っており、昨シーズン12球団最少だった失策数が一転、今季は12球団最多の「34」に達している
チームの守備力がここで試されている中、長年正遊撃手として活躍していた今宮が復帰することで、さらなる改善が期待される
今宮は「ディフェンス面でのミスがチームの勝敗に影響していると監督も言っていたし、まさにその通りだなと」と語り、その重要性を認識している
離脱期間中に自主トレを重ねていた若手選手、野村も攻守で存在感を示し、首脳陣から高く評価されている
小久保監督は「ショートは今宮になる」と言明したが、競争が激しいプロの世界では、今宮も今後の結果が求められることが予想される
今宮は「自分自身も先輩のケガからショートというポジションを守れるようになった
彼もここはチャンスだと思って精いっぱい結果を残している
(一軍に)戻って、なかなか結果が出なければ怪しいところになってくる
強い気持ちを持って結果を残せるようにしたい」と力強く語った
現在、チームは低迷から抜け出しつつあり、頼れる背番号6の合流が、さらなる活躍につながることが期待されている
今宮選手の復帰はソフトバンクにとって非常に重要な意味を持っています。彼の存在はチームの守備力を高め、若手選手への指導も期待されます。彼が復帰することで、チーム全体のパフォーマンス向上が見込まれ、勝利に繋がる可能性が高まります。
ネットの反応
ソフトバンクの今宮健太選手が30日に一軍合流することについて、ファンから多くのコメントが寄せられています
これらのコメントは、今宮選手の復帰を喜ぶ声が多い一方で、チームの選手起用についての懸念も表明されています
ファンの中でも特に目立つのは、好調な野村勇選手を外す必要があるのかという疑問です
「今宮の復帰は大歓迎だけど、野村は絶対に残した方がいい」「野村をショートで育ててほしい」といった意見があり、彼の活躍を重視する姿勢が見られます
また、野村選手のプレーが現在のチームにとって不可欠であるとの認識が広がっています
一方で、栗原選手の不調を指摘する声も少なくありません
「今の栗原は凡フライばかりで、打撃が深刻」との意見があり、復調までの代役として野村選手をサードに固定することを提案するコメントも多くあります
「栗原が復調するまで、勇をサードで起用して欲しい」といった意見も見受けられ、栗原選手に対する期待とともに、今宮選手の復帰によって彼がベンチに下げられるのではないかという不安も広がっています
さらに、今宮選手の高い守備力や人望について称賛するコメントも多く、彼がショートやセカンドでチームを助ける存在として重要であることに異論はないようです
「今宮選手はプロ野球界を代表する選手」との声も、多くのファンから支持されているようです
まとめると、今宮健太選手の復帰は歓迎される一方で、野村選手と栗原選手の起用についての議論が繰り広げられています
監督がどのような判断を下すのか、ファンはその結果を注目しています
ネットコメントを一部抜粋
打撃での貢献しか期待してません!
今宮復帰に守備隊形をどうするのか?
今の野村は、何かやってくれそうな期待感が有りますね。
今宮選手の意識の高さがよく分かる。
勇は残した方がいいんですよなぁ。
キーワード解説
- ウエスタン・リーグとは?ウエスタン・リーグは、日本のプロ野球の一環として行われる、二軍チームの試合リーグである。選手の成長や復帰を支援する重要な舞台となっている。
- 失策数とは?失策数は、野球において守備中に選手が行ったミスをカウントしたものであり、チームの守備力を示す指標の一つ。失策が多いと守備力が弱いと見なされる。

