オリックス・岩崎翔投手が金銭トレードで中日から移籍、充実の抱負を語る

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プロ野球の中日からオリックスに金銭トレードで移籍した岩崎翔投手(35)が、2025年6月1日に神戸のほっともっとフィールド神戸で入団記者会見を行いました

岩崎投手は50試合登板を目標に掲げ、「チームが優勝するために自分の体を削って投げたい」と意気込みを示しました

長いキャリアを持つ右腕の意気込み

岩崎投手はプロ18年目を迎えたベテランの右腕です

彼は2017年にソフトバンクで72試合に登板し、46ホールドポイントを記録して最優秀中継ぎのタイトルを獲得しました

しかし、2022年に中日に移籍後、右肘のトミー・ジョン手術を受けた経歴も持ちます

トミー・ジョン手術は、肘の靭帯を再建する外科手術で、リハビリを経て25年4月に4年ぶりの勝利投手となりました

移籍への感謝と決意

スーツ姿で会見に臨んだ岩崎投手は、「出してくれた中日と必要としてくれたオリックスに感謝の気持ちでいっぱい」と語りました

さらに、「真っすぐのスピードにこだわりを持って、少しでも圧倒できるピッチングを見せたい」と力強い意気込みを示しました

年齢と野球への想い

10月に36歳になる岩崎投手は、「野球人生の最後の方に近づいているのは分かっている」と正直に話しました

「今年で終わってもいいぐらいの気持ちで、チームが優勝するために自分の体を削って投げたい」と、強い決意を表明しています

オリックスの期待と現状
オリックスはブルペン陣に故障者が相次ぎ、救援防御率が4点台と苦しんでいる状況です

岩崎投手は「手助けできるように、しっかりアピールしてからやりたい」と意欲を示しました

福良淳一ゼネラルマネジャーは「今年のボールを見ても力があるし、十分にいけると思って(獲得を)決めた

50、60(試合)と頑張ってと話した」と期待を寄せています

岩崎投手の移籍は、オリックスにとって大きな期待を寄せられる契機となります。自身の経験を生かし、チームの救援陣の補強になることが期待されます。過去の実績からもその潜在能力は非常に高いため、ファンも注目するシーズンとなるでしょう。
キーワード解説

  • トレードとは?選手が異なるチームに移籍する状況を指し、通常は金銭や他の選手との交換が行われる。
  • ホールドポイントとは?リリーフ投手が試合の勝敗に貢献した際に与えられるポイントで、3点差以内の試合で投げるとカウントされる。
  • トミー・ジョン手術とは?野球選手に多い肘の靭帯再建手術で、復帰には長いリハビリが必要とされる。

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