広島、先発森の力投も空振り 阪神に完封負けで打線に課題残す

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◇セ・リーグ 広島0―8阪神(2025年6月1日 マツダスタジアム)【大野豊 視点】広島の先発投手・森が、6月1日の阪神戦で登板しました

今回は、彼の最近覚えた「脱力投法」によるピッチングが注目されていました

この脱力投法とは、力を抜いて自然に球を投げることで、投球フォームの安定性を向上させ、コントロールを良くする方法です

森はこの投法を活かして良いパフォーマンスを見せていたのですが、登板間隔が開いてしまったことが影響したのか、初回には気負いや力みが目立ちました

この日の試合は、森が初 inning でヒットを許し、先頭の近本選手にストレートの四球を与えるという痛恨のミスから始まりました

この四球が、試合の流れを変える「ケチのつき始め」となったと言えるでしょう

森は真っ直ぐを主体に投げましたが、球速は出ているものの、バラついてしまい制球が定まらない結果となりました

2回以降は彼本来のピッチングを取り戻し、良い流れを作ることには成功したものの、打線が低調な状態では初回の2失点が重くのしかかることになりました

阪神打線に対してどのような対策があったのかは不明ですが、彼の球を捉えられずに抑えることができませんでした

特に先発としての3度目の対戦となると、チームの攻略法が見えなかったのは非常に残念です

先発投手としては、序盤の失点を回避することが理想ですが、一度失った流れを取り戻すのは難しく、立て直しても得点ができないのが現状です

チームの打線が長期間にわたり低調な状態が続いている中で、今後どのように克服していくのか、チーム全体で考察する必要があります

この試合は広島にとって非常に厳しい結果となりました。特に先発投手の森が力を発揮できず、打線も低調な状態が続いているため、チーム全体の士気が問われるところです。脱力投法を試みる森の今後の成長に期待したいですが、打線の改善も急務です。
ネットの反応

大野豊氏が、初回の広島・森選手の投球を振り返ると、初回は緊張からくる力みや投球内容の不安定さが見られたと多くのコメントがありました

しかし、2回以降は気持ちを切り替えて本来のピッチングを取り戻し、見事な投球を見せたという意見も多く、この点を評価する声が上がっています

特に、初回のピッチングについては、ストレートによる四球から失点したシーンが指摘され、外様の選手なら即2軍行きであるという厳しい意見も存在しました

また、森選手に対する期待と、彼の成長を見守りたいという温かい声もありました

ただ、チーム全体の課題として、「貧打線」に対する不満も多く、初回から気負いがあったために試合が展開しづらくなっているという指摘が目立ちました

さらには、監督の指導方針に対する厳しい意見も見受けられ、「経験のない監督では進歩がない」といった声や、「打撃コーチの責任を問うべき」とする意見もあり、チーム全体の方向性に疑問を呈する意見も多く寄せられました

このように、個々の選手については一定の評価がありながらも、全体の戦略やコーチングに対する厳しい視線が投げかけられています

試合後の対策や選手同士の情報共有が重要であるという意見もあり、今後の改善点が求められています

ネットコメントを一部抜粋

  • 何となくですが
  • チームに緊張感が無いように見えます
  • 初回の投球であ~あ今日も負かと思ったが、そこから以降は開き直ったのか、見事なピッチングだった。
  • この貧打線なら、初回から気負ってしまいますよ
  • 誰が見ても、今のカープの無策は明白ですよ。
キーワード解説

  • 脱力投法とは?力を抜いて自然に球を投げる投法。安定したフォームとコントロール向上を目的としています。
  • 制球とは?投手がボールを投げる位置をコントロールする能力。これが悪いと打者にヒットを打たれやすくなります。
  • 攻略とは?相手の弱点を突いて勝利するための戦略を指します。特に試合においては対戦相手のピッチャーやバッターに対してどのように攻めるかが重要です。

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