これにより、本拠地マツダスタジアムでは今季初めてカード三連敗となり、首位の阪神とは4.5ゲーム差がついてしまった
試合は序盤から阪神の投手陣に抑え込まれ、広島打線は6回までわずか1安打と沈黙
その中で目を引いたのが、ドライフト1位の佐々木泰内野手(22)の打席だった
7回、2点を追う場面で1死満塁となり、新井貴浩監督(48)の期待を背負った佐々木が打席に立ったが、結果は二飛に倒れ、得点機を逃すこととなった
試合前まで得点圏で8打数無安打という状況で迎えたこの場面
監督は「経験してもらいたい」と、若手にチャンスを与えたが、期待に応えられなかった佐々木は「この凡打を軽視するのではなく、次に活かしたい」と反省の弁を述べた
先発投手の伊原は、防御率1点台前半の好投手で、140キロ台の直球に加え、スライダー、カットボール、カーブと多彩な変化球で広島打線を翻弄
6回まで無安打の状態が続き、広島の打線は全体としての低調さを露呈した
直近の試合では14試合連続で1桁安打が続き、チーム全体の得点力も低下
監督は「どんな選手にも調子の波はあるが、誰かがバッと出てくれれば状況は改善される」と奮起を促し、交流戦に向けて心機一転を図る構えだ
次の試合は3日から敵地でのオリックス戦
チームの流れを変えることができるか注目が集まる
今回の試合では、広島の打線が阪神投手陣に全く対応できませんでした。特にドラフト1位の佐々木選手が得点圏で凡退したことは、チーム全体の状態を象徴しています。若手選手の成長には期待がかかりますが、今後は結果を出す重要な局面が増えてくるでしょう。監督も交流戦に向けて気持ちを切り替えて挑む姿勢を示しており、この悔しさを次に繋げてほしいです。
キーワード解説
- ドラフト1位とは?ドラフト1位は、プロ野球で最も評価された選手が指名される順位で、特に将来が期待される若手選手が選ばれることが多い。
- 得点圏とは?得点圏は、得点が入る可能性のある位置、例えば走者が一塁と二塁にいる時などを指し、選手がこの状況で打席に立つと、得点の期待が高まる。
- 防御率とは?防御率は、投手が与えた自責点を投球回で割った値で、投手の成績を示す重要な指標の一つ。数値が低いほど良い投手とされる。

