藤川監督、日本ハム新庄監督との初対決に向けた期待感を表明

藤川監督、交流戦初戦を前に日本ハム新庄監督との対決に期待感を表明

阪神タイガースの藤川球児監督（44）が、伊丹空港にて取材に応じ、交流戦初戦での日本ハムファイターズ新庄剛志監督（53）との初対決に対する期待を語った

藤川監督と新庄監督は阪神時代に２年間共にプレーした仲であり、「大好きな先輩」とリスペクトを示した

藤川監督は、新庄監督が発表した会見内容を確認した上で、試合戦略に「ホームスチール」といった奇策も視野に入れていることを示唆した

ホームスチールとは、走者が本塁に進む際に見計らって、一瞬の隙を突いて得点を狙うプレイスタイルである

「得意なビジターゲームで日本ハム投手陣に襲いかかる」という藤川監督の意気込みが伝わってくる

取材では以下のような一問一答が行われた

主な一問一答

－ＤＨでチームとしての戦い方は変わるか

「当日を楽しみにしてもらえれば、というところになりますね」

－日本ハムの印象は

「エスコンフィールドの地ビールがすごくいいですね（笑）」

－新庄監督が藤川監督について話している

「大の仲良しの先輩と言いますか、本当に楽しみだなというところですけれど、選手が主役というのは僕も持っているところですから

」

－ペナントレースの中で交流戦の位置付けは

「とにかくファンの皆さんに楽しんでもらうことで

その地域の方に見ていただく機会は限られていますからね」

－星勘定は

「皆さんにお任せします（笑）」

－前川の最短登録は過ぎているが

「ファームにいる選手ですからね

私の一存でいきなり上げるとかは全く考えていないですね」

－小幡の報告は

「コンディションに関わるので、なかなか言えないですね

リハビリ中の選手ですから」

藤川球児監督が新庄剛志監督との初対決を前に抱く期待感は、両者の強い信頼関係から来ていると考えられます。選手が主役であることを強調しながら、ファンの楽しみを最優先に考える姿勢が印象的です。特に、「エスコンフィールドの地ビール」の発言からも、その余裕が感じられる場面でした。

キーワード解説

• 交流戦とは？　プロ野球において、セ・リーグとパ・リーグのチームが対戦する特別な試合のことです。通常のリーグ戦とは異なり、評価基準が異なるため、チームにとって特別な意味があります。
• ホームスチールとは？　野球において、走者が本塁に進む際、相手の隙を狙ってホームを突くプレイのことを指します。成功すれば得点につながりますが、リスクもあるため緊張感のあるプレイです。
• ビジターゲームとは？　ホームチームではなく、敵チームの本拠地で行われる試合のことです。ビジター側のチームは、地元のファンや環境に慣れないため、異なる戦略やプレイが求められます。