ロッテ、サブロー氏を1軍ヘッドコーチに配置転換し新体制へ

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ロッテ(千葉ロッテマリーンズ)は、2025年6月2日にコーチングスタッフの配置転換を発表しました

これにより、サブロー2軍監督(49歳)が1軍ヘッドコーチに就任し、福浦和也1、2軍統括打撃コーディネーター(49歳)が2軍監督に昇格しました

また、金子誠1軍戦略コーチ(49歳)は1軍チーフ守備走塁コーチに就任することになりました

新体制は、交流戦初日となる3日の巨人戦から実施されます

今季の成績とチーム状況

吉井監督が就任3年目を迎える今季、ロッテは開幕から3連勝を飾りましたが、その後は調子を崩し、17勝31敗、借金14を抱える状況です

特に、チーム打率は・213と両リーグで最低であり、得点数123も同様に最低という厳しい状況です

この間、零敗(得点がない試合)が12度もあり、得点力の不足が問題視されています

配置転換の背景

松本尚樹球団本部長と吉井監督が協議した結果、交流戦を迎えるタイミングで体制を強化するための配置転換を決定しました

今季はヘッドコーチを設けていなかったが、サブロー2軍監督が持つ「つなぐ4番」という現役時代の経験を活かし、攻撃力を引き上げることを狙っています

サブロー氏の経歴

サブロー氏(大村 三郎)は、1976年生まれ、岡山県出身です

PL学園から1994年のドラフト1位でロッテに入団し、外野手として数多くの試合に出場しました

05年と10年には日本一に貢献し、11年には巨人に移籍後、再びロッテに復帰しました

サブロー氏の通算成績は、1782試合で打率・265、127本塁打、655打点と素晴らしいものであり、ゴールデングラブ賞を2度受賞しています

彼は2016年に現役を引退し、その後は楽天のファームディレクターなどを経て、2023年からロッテの2軍監督を務めていました

期待される役割

松本球団本部長は「若手選手たちの特徴を理解しているサブロー氏に、攻撃の形を指導してもらいたい」と期待を寄せています

また、吉井監督は「ヘッドコーチには特に打線の強化と得点力アップを期待している」とし、新体制の下での巻き返しを誓っています

今回の配置転換は、ロッテの低迷を打破するための重要な一手といえます。サブロー氏の豊富な経験と実績を生かし、新体制が若手選手を育成しつつ、得点力の向上を図れるか注目されます。また、吉井監督の期待にも応える形で、全員が力を合わせていくことが求められています。
ネットの反応

ロッテのサブロー2軍監督が1軍ヘッドコーチに就任することが決まり、ファンの間にはさまざまな意見が交わされています

この配置転換は、吉井監督の休養につながる可能性があるとの見方があり、急激な勝ち星の増加は難しいのではないかという意見も見受けられます

一方で、サブロー監督に対してはチーム愛を強く持っていることから、成績が上がることへの期待も寄せられています

この配置転換により、過去の実績を生かしながら選手個々の特性を活かしたチーム作りが進むのではないかとの楽観的なコメントも多く見られました

特に、安田や池田など自軍の選手からも信頼されていることが挙げられており、彼らが攻撃の中心を担うことでチーム全体の士気が向上することが期待されているようです

ネットコメントを一部抜粋

  • チームとして踏ん張りどころですが、急に勝ち星が増えるとはこれまでの感じを思えば…
  • 何よりチームに対する愛情が違うから、期待してます。
  • ようやく配置転換ですね。
  • 来季の監督交代を見据えてなのかも知れないけど、サブローのヘッド就任は良いと思う。
  • 今季を捨てずに流れを変えたい。
キーワード解説

  • ヘッドコーチとは? 組織やチームの指導者であり、特に選手の技術向上、戦術の構築を担う役割を持つ。
  • 得点力不足とは? チームが試合中に得点を挙げる能力が不足している状態を指し、試合の勝敗に直結する重要な要素である。
  • 打線とは? 野球における攻撃時の打者の配置や戦略を指し、得点を獲得するために重要である。

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