ロッテ・河村説人、ファームでの好成績を背景に一軍昇格を目指す

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ロッテの河村説人投手が、ファームでの好調な成績を背景に一軍昇格を果たすことを目指しています

開幕から一軍には登板していないものの、ここまでの成績は素晴らしく、8試合で43回を投げ、3勝3敗、防御率は1.67を記録しています

特に目を引くのは、4月8日の巨人二軍戦で7回を無失点に抑えた後、4月24日のオイシックス戦、5月3日のヤクルト二軍戦、5月11日のDeNA二軍戦において、連続でクオリティスタートを達成した点です

クオリティスタートとは、先発投手が6回以上投げて3自責点以内に抑えることを指します

特に5月11日のDeNA戦では、6回を69球で無失点に抑えるという効率的な投球を見せ、防御率は一時0.82を記録しました

ところが、その後のヤクルト二軍戦では5回で4失点、楽天二軍戦でも5回3失点と、序盤に失点する展開が続いています

河村は「序盤に緩く入ってしまった」と反省の意を表明

しかし、球の質については前向きに捉えており、「ストレートが良くなってきている」と自信を見せています

今季に向けてストレートの質を重視しており、「去年よりは確実に良くなっている」と語った河村

球速も上がり、制球力も向上していると感じているとのことです

また、彼はスライダーを多様に投げ分けており、腕の振り方や投球時の感覚によってスライダーの曲がり方が変わると説明しています

2022年以来、3年ぶりの一軍マウンドを目指す河村にとって、一軍の先発ローテーションには多くの競争が待ち受けていますが、「上がったときに良いピッチングができるように準備し、成長していきたい」と意気込みを述べています

いつでも呼ばれてもいいように、日々の努力を続ける河村の姿勢が、一軍昇格へとつながることが期待されています

ロッテの河村説人投手は、ファームでの好調な成績を背景に一軍昇格を目指しています。特に連続したクオリティスタートの達成がその期待を高める要因です。投球内容が課題を抱えながらも前向きな姿勢を保持しており、今後の成長に期待が寄せられます。
キーワード解説

  • クオリティスタートとは? 先発投手が6回以上を投げて自責点が3点以内に抑える投球成績を指します。この状況は、投手としての安定感を示す重要な指標となります。
  • ストレートとは? 野球において最も基本的な投球で、速球投手の中核を成す球種です。ストレートの質が良いと、打者を抑える力が高まります。
  • スライダーとは? 野球の変化球の一つで、横に曲がる球であり、打者にとってタイミングを外しやすい特徴を持っています。

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